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セキュリティ市場における人材のニーズと我々のミッション

井上 貴史(いのうえ たかふみ)

井上 貴史(いのうえ たかふみ)

セキュリティサービスグループのリーダー。主にCSIRT関連案件の取りまとめや推進を行う。

井上さん。情報セキュリティ分野って、昨今は人材に関する需要と供給のバランスが話題になったりしますよね。

そうですね。人材ニーズは益々高まると考えていますが、それは高度な技術力が備わってこそのものですよね。既に多くの企業がその育成に注力するところではありますが、現状はスキルレベルに非常に振れ幅があるのではと思います。

ちょっともどかしい状況ですよね。ニーズに対して頭数が揃えば後はなんとか、というものでも無いですしね。

セキュリティって非常に多くの知識要素が求められますし、要員の育成も全てのお客様が万事に注力できる訳では無いでしょうね。人材サービス型の組織である我々のミッションは、まさにそこにあると思っています。

当社はその為の環境を準備した上で、しっかりとしたセキュリティ技術を持つエンジニアを輩出したいものです。

はい。但しセキュリティ技術と言っても、ベースとなるIT要素を理解していなければ適切な判断はできません。そこに理解がないままセキュリティ技術だけを求めると、知識は空洞化しますよね。我々チームのエンジニアは、基本的にAP開発やインフラの経験者ですが、先ずは未経験領域に対する理解を深められるように、研修プログラムや勉強会を行っています。

うちの勉強会、皆のスキームがちょっとづつ異なっていて、持ちよるノウハウや知識も色々。私も毎回刺激になってるんですよ。

そうそう。そういう活動を通じてエンジニアは互いに刺激を受け、切磋琢磨してます。その成果をお客様に享受して頂ければ、きっと日本企業のセキュリティ向上にも貢献できるのではと思っています。

最後に一言よろしくお願いします。

セキュリティサービス部門が創設して3年目。まだまだ未熟なところがありますが、お客様が実感できる成果を出しつつ、セキュリティ人材と言えばパーソルテクノロジースタッフを筆頭に考えて頂けるようになりたいですね。