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1995年頃にIT革命などでかつて社会を引っ張っていたエンジニアは現在50代に近くなっています。還暦が近い方も多く、これからのキャリアに不安がある方や、20代30代の方も自分の将来として50代のエンジニアの現状が気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、
- 50代エンジニアの人口
- 50代エンジニアの需要
- 求められる人の特徴
などについて解説します。
監修:大畑 健一(おおはた けんいち)
パーソルクロステクノロジー株式会社
採用・教育統括本部 ICT採用本部 キャリア採用部 2G
メーカーや教育、キャリア系を中心にネットワークエンジニアの経験を持つ。
2020年10月にパーソルクロステクノロジー(旧パーソルテクノロジースタッフ)に入社。
2022年4月から現在の部署にて中途採用エンジニア向けの広報を担当。
50代エンジニアの人口
エンジニアの中には、上流職から下流職までさまざまあります。そこで、今回は
- コンサルなどの上位職
- ソフトウェア作成者
に分けて解説します。
全職種 年齢別人口
まずは比較材料として全職種の年齢別人口について提示しておきます。平均年齢は47歳です。50代の方は1200万人近くの方が働いています。
システムコンサル・設計者の年齢別人口
まずは上流職種についてです。50代の方は4万人近くでボリュームゾーンは30代前半です。全職種と比較すると若い世代が多いです。
ソフトウェア作成者年齢別人口
ソフトウェア作成者は2万8千人です。上流職種と比べるとかなり少なくなっています。
出典:)「IT人材を巡る現状について(データ編) 」経済産業省50代エンジニアは必要ないのか
年齢が重視される日本においてはキャリアの後半に差し掛かっている50代は必要ない、と思われる方もいるかもしれません。しかし、その考え方は間違っています。
理由①IT人口の減少
経済産業省では、IT人材の需給モデルを構築し、既存の統計調査等のデータをもとにわが国IT 人材数の推計を行いました。その結果、若年層の人口減少に伴って、2019年をピークにIT関連産業への入職者は退職者を下回り、IT人材は減少に向かうと予想されています。また、IT人材の平均年齢は2030年まで上昇の一途をたどり、高齢化が進展することも予想されています。その一方で、IT需要予測から推計されるIT人材需要との需給ギャップから2030年までのIT人材の不足数を推計すると、労働集約業態となっている日本のIT人材の低生産性を前提とすれば、将来的に40~80万人の規模で不足が生じる懸念があることも試算されました。
【参考文献】「IT人材育成の状況等について」経済産業省
そのため、年齢にかかわらずエンジニアが必要とされているのです。
理由②若手の短期離職
続いては、若手が3年と経たずに転職してしまうという問題から、50代が求められている経緯があります。現在は終身雇用制度が崩れ、転職前提が当たり前になってきました。エンジニア採用が過熱している現在、採用コストもかなりのものになっています。そのため、企業によっては年収を上げるために転職を繰り返す若手層よりも、安定して長期的に勤続してくれる50代を採用する企業もあります。
理由③リモートワークの推進
感染症流行などの影響により、リモートワークが広まりました。50代のエンジニアにとってネックとなるのは体力面であるという方も多いです。そこで、リモートワークでそのデメリットを補うことができるのです。
50代エンジニアが求められる職種
50代のエンジニアが求められるIT関連の職種はどのようなものなのでしょうか。
プロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャーはIT業界でも非常に需要があります。なぜならば、複数の利害関係者を調整する役割というのは若手に任せることができないからです。未経験から目指すことは難しいですが、ITの知識があり、マネジメント経験もある方は専門的な知識が不足していても求められる人材かもしれません。
プロジェクトマネージャーのなり方とは?平均年齢やなるためのルート、勉強方法を解説
新事業開発・事業創造人材
新規事業開発とは、企業が新しい収益源を生み出すために、これまでの事業や製品にとらわれず、新たな市場や製品、サービスの開発を行うことです。既存事業を補完するだけでなく、企業の成長を加速させるための重要な取り組みとされています。
今後激化する競争環境を勝ち抜くために、ITベンダーの「幹部・指導者」に対して、新事業開発や事業創造を担う役割が強く求められているのです。
需要のある分野
ITの技術やIT活用が深化する中で、IT人材に求められる技術的知見やスキルも変化しており、IT人材が生み出す付加価値の差異が大きくなる傾向が見られます。現在のIT人材市場では、IoT・AI・ビッグデータ活用を担う先端IT人材や情報セキュリティ人材の需要が増大していますが、その供給は限られているため、需給ギャップが拡大すると見込まれます。
50代の方で新しい技術を学びなおすのは難しいと感じる方は、経験を生かしてマネジメント職を目指しましょう。
Iot業界
IoTは"Internet of Things"の略でモノのインターネットと訳されています。IoTとは、従来インターネットに接続されていなかった様々なモノ(センサー機器、駆動装置(アクチュエーター)、住宅・建物、車、家電製品、電子機器など)が、ネットワークを通じてサーバーやクラウドサービスに接続され、相互に情報交換をする仕組みです。一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会「企業IT動向調査報告書 2016」によると、IoT導入率で見ると、2014年度から2015年度にかけて検討中を含めると1割以上伸びていることからもその重要性がわかります。
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AI・ビッグデータ業界
AIエンジニアとは、AI(人工知能)の様々な分野での活用に関して研究開発を行うエンジニアのことです。 主に、機械学習モデルの設計、開発、トレーニング、評価、および展開を行います。
AIの技術が用いられているものとしてもっとも有名なのが自動車の自動運転技術、顔認証システムなどです。最近では画像生成AIも大きな話題になりました。
機械学習やディープラーニングの専門家は日本全国で1,000人に満たないと考えられ(関連学会員、コミュニティ参加者から推定)、実績のあるAIエンジニアの中途採用、大学で優秀な成績を収めた学生の新卒採用は争奪戦の状態になっています。データサイエンティストなど隣接する分野から転身してくる人もいるため非常に需要の高い業界です。
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求められる50代エンジニアの特徴
50代のエンジニアに求められる特徴は、これまでの経験やスキルを活かしつつ、若手にはない視点や能力を発揮する点にあります。
経験と専門性
50代のエンジニアは長年のキャリアで培った専門知識や技術的な経験が強みです。特定の分野における深い理解や、幅広い業界知識を持っていることが期待されます。例えば、特定技術のエキスパートとして問題解決をリードしたり、長年の経験から高度な課題解決能力や技術的な指導ができる点で重宝されます。
マネジメント力・リーダーシップ能力
次に、チームをまとめる力やプロジェクト全体を管理する能力が求められます。若手の育成や部門間の調整も担当することが多いです。例えばプロジェクトマネージャーとしてスケジュール管理や進捗の監督、チームメンバーの教育やキャリア支援などを行います。 技術力だけでなく、人を動かす力を活かし、組織全体の成果向上に寄与します。
柔軟性
技術革新が激しいIT業界では、新しい技術やツールに適応する姿勢が求められます。50代でも学び続ける意欲がある人材は、企業から高く評価されます。具体的な技術としてはクラウド技術やAI、IoTといったものです。時には若手からのフィードバックを受け入れ、新しい方法を取り入れるということも必要になるかもしれません。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事では、50代のエンジニアの現状や人口などについて解説しました。以前までは年齢がネックとなっていましたが、現在は人材不足などから50代の方でも活躍できる可能性が広がっています。ぜひ本記事を参考に、望みのキャリアを実現させましょう。






