【機電】2025年上半期
職種・業種・エリア別の求人数&平均時給
2025年11月公開
本記事では、機電系エンジニア派遣のお仕事における求人数と時給の推移を分析し、その動向を明らかにします。
集計対象:当社(パーソルクロステクノロジー)で当該期間に新規に取り扱いを開始した派遣求人案件
集計期間:2024年1~6月、2025年1~6月
当社内での集計のため、市場全体の動向とは異なる場合がございますので、ご了承ください。
当該期間に新規に取り扱いを開始した求人案件数であるため、当社求人検索サイトの掲載件数とは傾向が異なる場合がございます。
- 求人数は減少するものの、依然としてエンジニア需要は堅調を維持
- いずれの職種・業種・エリアにおいても平均時給は上昇
- 西日本エリアで時給が大幅に上昇、優秀なエンジニア確保の競争が激化
職種別求人数推移
まずは、職種別求人数の前年比を見てみましょう。(図1)
前年比で、いずれの職種においても、求人数が減少傾向にあります。
なお、求人数は減少しているものの、少子高齢化に伴う人材不足は依然として根強く、応募が集まりにくい状況が続いております。その対応策として、50-60代エンジニアを積極的に採用する動きも見られます。
求人の総数は減っているものの、機電系エンジニアの需要は引き続き堅調と言えます。
職種別平均時給推移
次に、職種別の平均時給推移を見てみますと、いずれの職種においても前年と比べて上昇していることが分かります。(図2)
その中でも特に「組込み_実験・評価」で+172円と最も上がっております。「組込み_設計・開発」と比べてまだ時給は低いものの、その差が縮まっていることが分かります。
業種別求人数推移
次に、業種別に求人数を見てみます。(図3)
全体的に減少傾向にあるものの、「家電・AV機器メーカー」「鉱業・鉄鋼・金属メーカー」は前年比で大きく増加、「機械メーカー」も+3.0%と微増するなど、好調な業種も見られました。
「自動車・輸送機器メーカー」は前年比で減少しているものの、依然として最も案件数の多い業種となっています。
業種別平均時給推移
業種別の平均時給推移を見ると、「機械メーカー」はほぼ横ばいではあるものの、いずれの業種においても上昇しております。(図4)
「自動車・輸送機器メーカー」は、前年比で+103円と最も上がっており、平均時給は2,366円と高くなっております。
24年1~6月、25年1~6月の求人数がいずれも100件以上の業種のみ掲載
【自動車・輸送機器メーカー】主要エリア別求人数推移
次に、最も案件数の多い業種の自動車・輸送機器メーカーにおけるエリア別の求人数を見てみます。(図5)
米国の関税措置による影響が懸念される中、関東エリアでは上昇傾向も見られることから、直接的な影響はまだ限定的であると考えられます。
なお、EVや自動運転技術の進展に伴い、機械設計や生産技術に加え、電気・電子技術、AI・ソフトウェア開発、センサー技術、安全基準対応など、専門的なスキルが求められる機会が増えています。これらの変化に対応するため、リスキリングの重要性が高まっていると考えられます。
主要エリアに絞って掲載
エリア別求人数推移
エリア別では、中四国で+117.6%と案件数が大きく増加しています。(図6)
関東は+1.7%とやや増加しており、他のエリアと比較して多くの案件があります。
北陸・甲信越は、前年の実績がなかったため、昨対比を非掲載
エリア別平均時給推移
エリア別では、いずれのエリアにおいても時給がアップしていました。(図7)
特に、関西、九州・沖縄の西日本エリアでは時給の上昇額が大きい傾向が見られました。
当社の実績として、西日本では求人に対して応募がなかなか集まらないケースも見られます。応募が集まりにくい中、優秀なエンジニアを確保するために競争が激化して、時給が高まっている可能性があります。
24年1~6月、25年1~6月の求人数がいずれも100件以上のエリアのみ掲載
最後に
今後もエンジニア業界の最新動向や実務に役立つ情報を継続的にお届けしてまいります。
ご自身のキャリア選択を考えるにあたり、本レポートをお役立ていただければ幸いです。