正社員を目指す紹介予定派遣 -紹介予定派遣就業中-
正社員を目指す紹介予定派遣就業中の働き方とは
指示待ちNG!仕事への積極性が大事
紹介予定派遣は中途採用の一環です。ですから、いざ派遣就業が始まると、その会社の社員の人と比べて能力や姿勢がどうかという点を、企業は見ています。派遣社員の中で優秀かどうかではなく、社員と比べて遜色ないことが最低限のハードルになるのですね。
残念ながら採用に至らなかった理由で多いのは「仕事に対する積極性に欠ける」というもの。与えられた業務をしっかりこなすのは当然として、プラスαが求められます。たとえば派遣社員なら指示待ちでもOKですが、社員なら、自ら進んで周囲の方をサポートするといった姿勢が必要です。最初は仕事を覚えたり、職場環境に慣れたりで手一杯ですが、少し経ったら、仕事上で提案をしてみるなど積極的にチャレンジしていく姿勢も大切でしょう。
派遣期間を大事に。1週間、1ヶ月単位で振り返りを
仕事上のことだけでなく、周囲の人と仲良くしようとしているかどうか、コミュニケーション能力も見られています。人間関係がうまくいかないと長続きしないことが多いからです。仕事上で困ったことが起きたときも、一人で頑張るだけでなく、周囲に働きかけて解決に導く能力は大切ですよね。「私は一匹狼タイプだから」という方も、派遣期間中はとりわけ頑張ってほしいところです。
就業を開始すると、派遣期間は6ヶ月あってもあっという間です。言われるままに仕事をしていたら終わってしまった・・・なんてことのないように、1週間単位、1ヶ月単位で成果と課題を洗い出してみましょう。一方で、会社に選ばれるのと同時に、あなたも会社を選ぶ立場。キャリアゴールはこの会社でいいのか、尊敬できる上司や同僚はいるかなど、長く勤めるに足る会社かどうか、しっかり見極めることです。