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コラム

2024.08.20

エンジニアが成長するための方法とは?必要な行動、特徴、習慣、環境まで徹底紹介!

現代において、エンジニアに対する需要はますます高まっています。コンピューターやインターネットの普及によって、多くの企業や業界においてデジタル技術が不可欠となっているためです。IT人材不足は深刻で、2030年には最大で79万人不足すると経済産業省が発表していますが、技術革新が速いIT業界において、エンジニアは成長し続ける必要があります。本記事ではエンジニアの方向けにどのように成長すべきかを解説しています。ぜひ参考にしてください。



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監修:大畑 健一(おおはた けんいち)

パーソルクロステクノロジー株式会社
採用・教育統括本部 ICT採用本部 キャリア採用部 2G
メーカーや教育、キャリア系を中心にネットワークエンジニアの経験を持つ。
2020年10月にパーソルクロステクノロジー(旧パーソルテクノロジースタッフ)に入社。
2022年4月から現在の部署にて中途採用エンジニア向けの広報を担当。

エンジニアに成長が必要な理由

現代において、エンジニアに対する需要はますます高まっています。コンピューターやインターネットの普及によって、多くの企業や業界においてデジタル技術が不可欠となっているためです。そこで、エンジニアには常に最新技術や知識を習得し、ビジネスや社会に貢献する役割が求められています。

具体的には、以下の5つの理由から、エンジニアに成長が求められます。

  • 技術の進歩に追いつくため
  • 常に改善を求められるため
  • 社会に貢献するため
  • 高い報酬が期待できるため
  • 自己実現やキャリアアップができるため


それぞれについて詳しく説明していきます。



技術の進歩に追いつくため

現代社会においては、デジタル技術があらゆる業界に浸透しているでしょう。例えば、自動車産業では自動運転技術やコネクティビティが、医療業界では健康管理や医療診断のデータ解析が、金融業界ではクラウドファンディングやビットコインが、それぞれ注目されています。

エンジニアには、こうした最新技術に精通し、それをビジネスや社会に応用する能力が求められます。加えて、既存のものを組み合わせて新たなものを作ることも重要であるため、そうした技術に精通するだけではなく、想像力も必要です。

常に改善を求められるため

ソフトウェアの開発においては、品質やセキュリティ、パフォーマンスなどの面で常に改善が求められます。特に、クラウドサービスなどのインターネットに接続されたアプリケーションでは、常に高い信頼性が求められます。エンジニアには、テストや監視、障害対応などの作業を通じて、ソフトウェアの品質を維持し、改善する能力が必要です。

社会に貢献するため

近年では、エンジニアによる社会貢献が注目されています。例えば、人工知能やデータ解析を活用して、医療や農業、エネルギーなどの分野で社会課題の解決に取り組む事例が増えており、最近では、コロナ禍においてもエンジニアが開発したアプリケーションやシステムによって、感染症の追跡やワクチン接種の効率化なども実現されています。

今後のエンジニアには、社会の課題解決に向けた技術やソリューションの開発に携わり、社会に貢献する能力が必要になるでしょう。

高い報酬が期待できるため

エンジニアは、企業にとって不可欠な存在であるため、高い報酬が期待できます。特に、最新技術に精通したエンジニアは、需要が高く、その分、高い報酬を得ることができます。また、エンジニアは転職市場でも人気があり、多くの企業がエンジニアの採用に積極的であるため、競争力の高い報酬を得られる期待が大きいでしょう。

自己実現やキャリアアップができるため

エンジニアには、自己実現やキャリアアップができる可能性があります。自己実現には、新しい技術を習得し、それを応用して自分自身のアイデアやビジョンを実現することが必要です。また、キャリアアップには、プロジェクトリーダーやマネージャーなどのポジションに就くことが挙げられます。エンジニアには、技術力だけでなく、コミュニケーション能力やマネジメント能力も求められます。こうした能力を磨くことで、自己実現やキャリアアップにつながるでしょう。

【関連記事】
■エンジニアがキャリアアップする方法について詳しく知りたい方は下記記事をご覧ください。
エンジニアがキャリアアップする方法とは -20のキャリアパスを紹介-

エンジニアとして成長できない人の特徴

成長できないエンジニアの特徴は主に4点あります。

  • 新しいことに挑戦しない
  • 課題を先送りする
  • 周りのアドバイスやフィードバックを受け入れない
  • コミュニケーション能力が不足している

それぞれについて詳しく説明していきます。

新しいことに挑戦しない

エンジニアとして成長するには、新しい知識や技術を取り入れ続けることが必要です。そのためにも常に新しいことに挑戦し、自分のスキルセットを拡大する必要があります。しかし、成長できない人は、既存のスキルにとどまり、新しいことに挑戦しないことが多いです。これは、自分のスキルに自信がない、もしくは自分の弱点に向き合うことが苦手なためだと考えられます。これに当てはまる人は、自身の欠点に一度ちゃんと向き合ってみましょう。

課題を先送りする

エンジニアとして成長するためには、課題や問題に対して積極的に取り組むことが必要です。しかし、成長できない人は、課題を先送りすることが多いです。これは、問題に対して向き合うことが苦手、もしくは自分には解決する能力がないと考えるためだといえます。このような人は、まずは小さくてもよいので目標を立てましょう。目標をクリアし、達成感を得ることを繰り返すことで徐々に自信がつき、大きな課題を達成することに繋がります

周りのアドバイスやフィードバックを受け入れない

エンジニアとして成長するためには、周りの意見やアドバイスを受け入れ、自分のスキルを改善することが重要です。しかし、成長できない人は、自分の意見を優先し、周りのアドバイスやフィードバックを拒否することが多いです。これは、自分の意見を優位に立たせたい、もしくは周りからの意見を受け入れることが苦手なためと考えられます。そうした人は、周りの意見を批判ではなく、アドバイスだと思い、一度素直に受け入れてみましょう。

コミュニケーション能力が不足している

エンジニアとして成長するためには、単に技術的なスキルだけでなく、コミュニケーション能力も重要です。しかし、成長できない人は、コミュニケーション能力が不足していることが多いです。これは、自分の意見を上手く伝えられない、もしくは他人の意見を上手に理解することが苦手なためと考えられます。苦手な分野の仕事を振られたら、気が乗らないといった方も多いとは思います。しかし、苦手だからと言って避けていても出来る仕事が限られ、自分の評価が下がることに繋がってしまうでしょう。

エンジニアとして成長するためにやるべきこと・秘訣

ここでは、エンジニアとして成長するためにやるべきこと・秘訣を6つご紹介していきます。

  • 向いている職種を見極める
  • 目標を立てる
  • 好奇心を持ち続ける
  • 自分の仕事の意味を理解する
  • アウトプットを忘れない
  • 失敗を恐れない

それぞれについて詳しく説明していきます。

向いている職種を見極める

エンジニアは非常に幅広い分野に分かれており、それぞれに特化したスキルが必要です。そのため、自分がどの分野に興味があるか、どのようなスキルを持っているかを知り、自分に合った職種を見つけることが重要です。自分に合った職種を選ぶことで、モチベーションが向上し、効率的に成長することができます。

目標を立てる

成長するためには、明確な目標を設定することが大切です。目標を持つことで、自分がどこまで成長したいのかを明確にすることができ、効率的に学習することができます。また、目標を達成するために必要なスキルや知識を習得するために、計画的に学習することができます。

目標を立てる際は、年単位の長期的なものだけではなく、月や週単位などの短期的なものも設定することで、日々の業務を真摯に取り組み、長期的な目標を達成しやすくなります。

好奇心を持ち続ける

エンジニアとして成長するためには、好奇心を持ち続けることが大切です。新しい技術やツールについて興味を持ち、積極的に学ぶことで、自分のスキルを向上させることができます。また、好奇心を持ち続けることで、問題解決能力が高まり、クリエイティブなアイデアを生み出すことができます。

自分の仕事の意味を理解する

エンジニアとして働く上で、自分が作り上げるシステムやアプリケーションがどのような役割を担っているかを理解することが大切です。自分の仕事が社会や人々の生活にどのような影響を与えるのかを考えることで、モチベーションが向上し、自身の成長にも繋げることができます。

アウトプットを忘れない

エンジニアとして成長するためには、アウトプットを忘れてはなりません。アウトプットとは、自分の考えや知識、技術を文章やプログラム、発表資料などにまとめて表現することです。アウトプットをすることで、自分の理解度や課題点が明確になり、改善点が見つかります。

また、アウトプットによって、他の人からフィードバックを受けることができ、自分の成長に繋がります。特に、ブログや技術書を書くことは、自分の考えを整理するだけでなく、他の人に知識を提供することができるため、非常に有効です。

失敗を恐れない

エンジニアとして成長するためには、失敗を恐れてはいけません。プログラミングにおいては、正解が必ずしも1つとは限りません。つまり、失敗は避けられないものであり、失敗をして初めて学ぶことができます。失敗を恐れるあまり、新しい技術やアイデアに取り組むことを避けたり、既存のやり方に固執してしまうことがあります。

しかし、失敗をすることで、新しいアイデアやアプローチを発見し、自分自身を成長させることができるのです。失敗した時に、自分の思考や行動を振り返り、次に同じ失敗をしないように改善点を見つけることが重要です。成功体験だけではなく、失敗からも学び、成長していくことがエンジニアとして必要でしょう。

エンジニアが成長するために避けるべきこと

前章では、エンジニアが成長するためにやるべきことについて紹介しました。逆にここでは、エンジニアが成長するためにやるべきではないことについて5つ紹介します。

  • 専門的になりすぎる
  • 新しい技術に執着する
  • 自己投資をしない
  • ヒューマンスキルを磨かない
  • 人の意見を聞かない

それぞれについて詳しく説明していきます。

専門的になりすぎる

専門的なスキルは重要ですが、あまりにも特化しすぎると、他の分野のスキルが足りなくなります。技術分野は進化が早く、新しい技術やツールがどんどん登場しています。エンジニアは専門分野のスキルを保持しつつ、幅広い知識を身に付けることが大切です。

新しい技術に執着する

新しい技術に興味を持つことは良いことですが、いつも最新の技術に追いかけるのは必ずしも良いとは言えません。新しい技術を学ぶことは大切ですが、それがビジネスの成果につながらなければ、時間と労力を無駄にすることになります。エンジニアは、ビジネスの目的に合わせて、適切な技術を選択することが求められます。

自己投資をしない

技術分野は急速に変化しています。エンジニアは、自己投資をすることで、新しい技術やスキルを学ぶことができます。自己投資は、書籍の購入、オンラインのコースやセミナーへの参加、勉強会の参加など、多様な方法があるので、自分に合った方法で取り組んでみましょう。

【関連記事】
■独学でエンジニアになる方法について詳しく知りたい方は下記記事をご覧ください。
独学でエンジニアになる方法とは?必要なスキル・勉強法を解説!

ヒューマンスキルを磨かない

エンジニアにとって、技術スキルだけでなく、ヒューマンスキルも重要です。ヒューマンスキルとは、コミュニケーション能力、リーダーシップ、問題解決能力、チームワークなどのスキルのことです。エンジニアは、プロジェクトの成功には協力とコラボレーションが必要であるため、ヒューマンスキルを磨くことが重要です。

人の意見を聞かない

エンジニアは、専門家であるため、自分の意見を主張することが多いです。しかし、他の人の意見を聞かないことは、自分の成長を妨げる可能性があります。他の人の意見を聞くことで、自分の視野が広がり、新しいアイデアを得ることができます。

また、他の人の意見を聞くことで、コミュニケーション能力にも繋がります。相手の意見を聞き、理解することで、より良いコミュニケーションができるようになりましょう。

成長できたエンジニアが実践している習慣

実際に成長できているエンジニアは、どのような習慣を実践しているのでしょうか。 ここでは、実際にエンジニアの方たちが、実践して、成長できたと感じる習慣を3つ紹介します。

・議事録を書く
・分からないことはその日のうちに解決する
・技術の仕組み、理論を学ぶ

それぞれについて詳しく説明していきます。

議事録を書く

クライアントの要望やその日にやった作業内容を頭の中だけで理解している状態にしていないでしょうか。当日は、そのことについて理解していたつもりでも日をまたぐと、忘れてしまっていたり、着手後に軸がぶれてしまったりしてしまいます。

このようなことが起きないように決定事項とやったことを記録する癖をつけましょう。クライアントの要望をしっかりと記録しておくことで後から言ったかどうかの食い違いや方針の受け取り方の違いによる齟齬(そご)などの問題を起こりにくくすることができます。また、その日の作業内容を記録することで、後に問題が起きても見返すことで簡単に解決することができます。加えて、自分の過去の作業内容を見返すことで、改善しやすくなり、自身の成長に繋げられるでしょう。

分からないことはその日のうちに解決する

時間がなかったり、面倒だという理由で分からないことをそのままにしていないでしょうか。分からないことをそのまま放っておくことは、自身の成長にとってマイナスに働くことは誰でもわかると思います。分からないことを分かるようにし、次にできるようにすることが成長だからです。

また、分かったつもりでいることも良くないです。分からないことを上司や先輩に聞いて、自分できちんと理解せずに、言われた通りに作業することは解決したとは言えません。きちんと自分で理解してから、その日を終えましょう。

技術の仕組み、理論を学ぶ

自分の知らない技術があった際、分かるために調べると思います。ただ、調べただけで終わりにしていないでしょうか。

調べて理解することはもちろん重要ですが、それだけでは実際にその技術を利用することは難しいです。分からない技術に遭遇した際は、その技術の背景にある仕組みや理論までを実際に手を動かして学び、自分のものにしましょう。

しかし、知らない技術全てを調べて、理解しようとするのはやめましょう。自分が分からないことを一から全部理解しようとするととてつもない時間と労力がかかってしまい、やるべき業務がある中、とても効率の悪い作業となってしまいます。実際に作業を している際に、その都度調べるようにしましょう。

エンジニアの成長を促す環境

エンジニアが成長するためには、環境という要素も重要です。ここでは、エンジニアが成長しやすい環境は、どのようなものかについて具体的に3つ紹介します。

・適切なチャレンジを与える
・フィードバックをする
・キャリアパスを支援する

それぞれについて詳しく説明していきます。

適切なチャレンジを与えくれる環境

エンジニアがスキルを向上させるための適切なチャレンジを提供してくれる環境であるかが必要です。エンジニアには、自己成長のためにプロジェクトを独自にリードする機会や、新しい技術を学ぶ機会が重要になります。また、エンジニアに適切な挑戦を与えることで、エンジニアのスキルアップに対する意欲を高め、やりがいを感じることに繋がるでしょう。

フィードバックをする環境

職場は、エンジニアに対して適切なフィードバックを提供することが重要です。エンジニアは、自分が行った仕事の品質や成果に対するフィードバックを受けることで、自己評価を高め、改善するための具体的な方向性を得ることができます。

エンジニアに対して適切なフィードバックを提供し、成長のためのアドバイスや指導を行うことで、エンジニアがスキルを向上させることを支援することに繋がります。

キャリアパスを支援する環境

職場は、エンジニアがキャリアパスを明確に定義できるように支援することが必要です。エンジニアが将来どのような役割を担いたいか、どのようなスキルが必要かを理解することが重要になります。

エンジニアが自己成長のために必要なスキルを習得できるよう、トレーニングや教育プログラムなどを提供するようにしましょう。このようにエンジニアが目標達成するために必要なサポートを提供することで、エンジニアの成長を促すことができます。

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エンジニア成長の流れ

エンジニアが成長するにはある程度決まった流れがあります。新しい知識を学ぶことからはじまり、記憶を定着させ、最終的には難なくその知識を活用できるようになるのです。そのような段階をあらわしたものをラーニングピラミッドといい、アメリカ国立訓練研究所の研究で開発されました。このモデルに沿って、エンジニアの成長の流れを解説します。

インプット段階

インプットの段階では知識はほとんど定着していません。内容については、次のようなことが挙げられます。

・講義を受ける
・読書する
・ビデオによる学習
・実演を見る

エンジニアのための書籍やビデオ学習は始めるハードルも低いためおすすめです。

アウトプット段階

インプットしたあとは更に記憶の定着を図るため、アウトプットが必要です。具体的にはこれらのことが挙げられます。

・議論する
・実践による経験
・他者に教える

アウトプットの場はエンジニアにとって例えば、職場以外にも勉強会などがあるでしょう。

エンジニアの成長におすすめの資格

エンジニアの仕事をする上で必ずしも資格が必要になるわけではありませんが、資格の取得を目指すことはインプットとアウトプット両方に良い効果があるためおすすめです。ぜひ、エンジニアの成長のために資格取得を目指してみてください。

基本情報技術者試験

IPA(情報処理推進機構)が実施する国家試験です。この国家資格を取得すると、情報処理技術の基本的な知識と技術を持っていることを証明することができます。
試験の内容としては、「特定の製品やソフトウェアに関する試験ではなく、情報技術の背景として知るべき原理や基礎となる知識・技能について、幅広く総合的に評価」するものとなっています。

基本情報技術者試験

ITパスポート

IPAが実施する国家試験です。AIやITなどに関する知識が問われる試験内容となっています。取得すると、「ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる」ようになっています。

ITパスポート

ネットワークスペシャリスト試験

情報処理技術者試験のうちでも最高難度である試験です。 合格率は10%を切っており、その他職種向けの国家試験群と比べてもかなり低い水準であるということが分かります。非常に難しい試験ですが、取得できれば様々な面において有利になることが確実の試験です。最終的な目標をこの試験にして、基礎的な勉強から励みましょう。

ネットワークスペシャリスト試験

エンジニアの成長におすすめの書籍

書籍での学習はインプットの初期段階で行うことですが、いつでも好きな時間に学習できる上、費用もそれほどかからないためおすすめです。ここではエンジニアにおすすめの書籍を紹介します。

21世紀最強の職業 Web系エンジニアになろう AI/DX時代を生き抜くためのキャリアガイドブック

勝又 健太 著 出版社‏:実業之日本社
2020年11月6日発売
定価1980円

これは、Web系エンジニアになるための教科書的存在の一冊です。Web系エンジニアに関連する重要なトピックを、できる限り現場の実態に即した形で包括的かつ具体的に解説しています。プログラミング未経験の方や初学者の方、あるいは駆け出しエンジニアの方がWeb業界とWeb系エンジニアの全体像、そして必要とされるスキルやキャリア戦略を把握できる一冊です。

良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門

仙塲大也 著 出版社:技術評論社
2022年4月30日発売
定価3,278円(本体2,980円+税10%)

ITエンジニアの方とおすすめの本を選ぶイベント「ITエンジニア本大賞2023」の最終投票で「技術書部門大賞」に輝いた一冊です。悪いコードを良いコードへ改善する豊富なサンプルで、何が悪くてどのように考えると良いのかということが非常にわかりやすく示されています。

現場で困らない! ITエンジニアのための英語リーディング

西野 竜太郎 著 出版社:翔泳社
2017年8月7日発売
定価1980円

エンジニアの成長のために英語学習をすることも一つの手として挙げられます。なぜならウェブ上で入手できる技術関連ドキュメントの多くは英語で書かれているからです。しかし、英語に苦手意識を持つITエンジニアは少なくありません。この書籍は明日から役立つ技術を短期間で習得できる内容となっています。

まとめ

本記事では、エンジニアが成長を必要とされる理由、成長できない人の共通点や成長するために必要なこと、逆にすべきではないこと、具体的な習慣やエンジニアが成長するために果たすべき上司の役割についてご紹介しました。技術革新が速いIT業界において、エンジニアは成長し続けなくてはいけません。今回ご紹介した、エンジニアとして成長するためにやるべきことを意識して、自らのキャリアアップに役立てていただけたら幸いです。

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