発明漫画家・見ル野栄司さんが、下町の工場に潜入取材し、知られざる技術やモノづくりの現場を紹介していく連載企画。身近な街を舞台に、日本の未来をつくっていくプロフェッショナルたちの姿を追いかけます。
今回は大田区にある安久工機(やすひさこうき)です。
1969年創業、50年以上の歴史を誇る町工場。少人数ながら、試作や特注品の制作を中心に、自社製品の開発にも積極的に取り組んでいます。ものづくりコーディネーターとして、地域の工場と繋がって行われるモノづくりには、唯一無二の技術がたくさん詰まっていました。
見ル野栄司
1971年生まれ。92年日本工学院専門学校メカトロニクス科卒業。
半導体製造装置やアミューズメントゲーム機などの設計開発の会社に9年勤務した後に、漫画家としてデビュー。「ビッグコミックスピリッツ」や「ヤングジャンプ」などで連載。代表作に『東京フローチャート』(小学館)『シブすぎ技術に男泣き!』(中経出版)など。