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コラム

2024.04.19

ネットワークエンジニアとは?仕事内容・年収・資格や向いている人を解説

ネットワークエンジニアに興味があっても、業務内容や将来性など、その実態がよくわかっていない方は多いかもしれません。そのため本記事ではネットワークエンジニアについて、

・ネットワークエンジニアの実際の仕事内容から年収
・ネットワークエンジニアのやりがいや将来性
・ネットワークエンジニアになるには必要なスキル・資格やキャリアパス
を詳しく解説しています。ぜひ本記事を参考にネットワークエンジニアとしてのキャリアをご検討ください。

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監修:大畑 健一(おおはた けんいち)

パーソルクロステクノロジー株式会社
採用・教育統括本部 ICT採用本部 キャリア採用部 2G
メーカーや教育、キャリア系を中心にネットワークエンジニアの経験を持つ。
2020年10月にパーソルクロステクノロジー(旧パーソルテクノロジースタッフ)に入社。
2022年4月から現在の部署にて中途採用エンジニア向けの広報を担当。

ネットワークエンジニアとは

ネットワークエンジニアとはネットワークの設計や構築、運用、保守といったネットワーク関連の業務に携わるエンジニアのことです。

彼らは、企業や組織のニーズに応じて、ネットワークの要件を定義し、最適なネットワークアーキテクチャを設計します。ネットワークエンジニアは、ネットワーク機器(ルータ、スイッチ、ファイアウォールなど)や通信プロトコルを選定し、設定することによって、データの効率的な転送とセキュリティを確保します。

他にも、トラブルシューティングやシステム障害対応も行います。ネットワークのパフォーマンスの問題を特定し、適切な対策を講じることで、ネットワークの安定性と信頼性を確保します。また、セキュリティ対策も重要な仕事の一部であり、ネットワークの脆弱性を分析し、適切なセキュリティソリューションを実装します。

ネットワークエンジニアは、インターネットサービスプロバイダ(ISP)、大企業、データセンター、通信会社、政府機関など、さまざまな組織で求められます。ネットワークエンジニアはネットワークの設計と運用に関する広範な知識とスキルを持ち、最新のネットワーク技術の動向にも常に注意を払っています。

ネットワークエンジニアの仕事内容とは

ネットワークエンジニアの業務内容についてさらに深堀して説明していきます。業務内容は主に4工程あります。 インフラエンジニアの種類

  • ネットワーク設計
    • 顧客にヒアリングし、ネットワークシステムの構想についての要件定義を作成した後、要件定義に基づいてネットワーク構築のための設計を行います。
  • ネットワーク構築
    • ネットワーク設計に基づいて実際に配線や機器の接続等のネットワーク構築を行っていきます。構築したネットワーク通信に異常がないかもテストし、運用のための準備も行います。
  • ネットワーク運用
    • 構築したネットワークを運用していく中で、ネットワークが正常に動作するよう維持するのもネットワークエンジニアの仕事です。専用のソフトウェアを使用してシステム障害がないかを検証します。
  • ネットワーク保守
    • ネットワークの管理を行っていく中で、障害や故障が発生したときの復旧作業も行います。障害や故障は顧客の業務に支障が出てしまうため、迅速にネットワーク障害の原因を突き止めて改善をしていく必要があります。
      ネットワークの設計・構築はネットワークエンジニアの業務の根幹を担っており難易度も高いため、一般的には初心者のネットワークエンジニアは運用・保守の業務を任されることが多いです。

近年ではネットワークエンジニアは上記の業務以外にもネットワーク関連の業務、例えばサーバーエンジニアの業務等を任されることが多くなって来ているということは注視すべきです。

ネットワークエンジニアの年収とは

ネットワークエンジニアの平均年収は448.3万円です

ITエンジニアの平均年収は444.5万円であることから、一般的なエンジニアよりも年収は少し高いです。また、年収分布で見たときに300万〜400万円がボリューム層になっているため、実際にネットワークエンジニアとして働く際の年収の目安はこの辺りでしょう。

出典:)「ネットワークエンジニアとはどんな職種?仕事内容/年収/転職事情を解説」doda

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■ネットワークエンジニアの年収についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ネットワークエンジニアの平均年収は高い?低い?年収を上げる方法やランキングを解説

ネットワークエンジニアのやりがいとは

ネットワークエンジニアには様々なやりがいの要素があるでしょう。ここでは、ネットワークエンジニアとして働く上でのやりがいについて5つ紹介します。

・専門性の高さ
・エンジニアとしての成長
・社会への貢献
・複雑な問題の解決
・チームワーク
・ユーザーサポートと満足度の向上


専門性の高さ

ネットワークエンジニアは言わずもがな、幅広い技術領域にわたる深い知識を持っています。それには、ネットワークの基本原則から高度なプロトコル、セキュリティ対策、クラウドインフラ、ソフトウェア定義ネットワーキング(SDN)などの理解が含まれます。

常に新しい機器やプロトコルに対する理解を深めるために、日々の学習と情報収集が欠かせません。この努力によって、自身のスキルを向上させ、専門家としての地位を築くことができます。一般的な仕事よりも専門性の高い仕事に従事することで、より多くの楽しみややりがいを感じることができるでしょう。

エンジニアとしての成長

ネットワークエンジニアは、ネットワークの設計、構築、トラブルシューティングなど、多くの技術的なスキルを身につける機会があります。また、常に進化し続けるIT業界で働くことは、常に新しいことを学び吸収する機会が多いということでもあります。そのため、自己成長することでやりがいを感じられる人はネットワークエンジニアが向いていると考えられます。

社会への貢献

ネットワークは、現代のビジネスにおいて不可欠な要素です。ネットワークエンジニアは、安全な通信環境を構築し、データの円滑な流れを確保する役割を果たします。組織の重要なインフラストラクチャーを担当することになるためネットワークエンジニアの仕事は非常に責任の大きな仕事であり、ビジネスの成功に直接貢献することができる仕事であるといえます。仕事を通じて他社への貢献を果たしたい方にはネットワークエンジニアは向いています。

複雑な問題の解決

ネットワークエンジニアは、ネットワーク上の問題や障害を解決するために常に奮闘しています。ネットワークは複雑で多岐にわたる要素で構成されているため、問題解決には高い洞察力と分析能力が求められます。複雑な問題を解決することに喜びや達成感を感じる人にとって、ネットワークエンジニアの仕事は魅力的なものとなるでしょう。

チームワーク

ネットワークエンジニアは、他のエンジニアや部門の人と協力してプロジェクトに取り組むことが頻繁にあります。他のエンジニアやアナリストと協力し、問題を共有し、アイデアを出し合うことで、より効果的な解決策を見つけることができます。チームワークとコラボレーションによって、より大きな成果を生み出すことができます。チームワークによる一体感に対してやりがいを感じられる方にとってはネットワークエンジニアは魅力的な職種であるといえるでしょう。

ユーザーサポートと満足度の向上

ネットワークエンジニアは、組織内のユーザーに対してネットワーク関連の問題を解決する役割も果たします。ユーザーサポートを提供し、円滑なネットワーク接続や通信を確保することで、ユーザーの満足度を向上させることができます。ユーザーからの感謝や喜びの声を受けることは、やりがいを感じる要素の1つでしょう。

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未経験からネットワークエンジニアになれる?

結論、未経験からでもネットワークエンジニアになれます。 ここ数年、急速なIT技術の進歩と人手不足により、IT分野での人材需要が不足している傾向が続いています。 IT分野での人材需要が不足 さらに、少子高齢化により若年層の不足が進む中、IT業界でも同様の問題が浮上しています。このため、エンジニアの需要は今後一層高まると見込まれています。

この状況を考慮すると、未経験からでもネットワークエンジニアになる可能性は充分にあります。需要の増加に伴い、業界では新たな人材の育成や採用に積極的に取り組んでおり、適切なトレーニングや資格取得を通じてキャリアをスタートさせることができます。

ネットワークエンジニアの将来性とは

結論として、ネットワークエンジニアの将来性は高いと考えられます。理由は大きく3つあります。

高い需要

1つ目は、ネットワークエンジニアに対する高い需要です。
ネットワークは現代のビジネスにとって不可欠な要素であり、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展やクラウドコンピューティング、IoTの普及などにより、ますます高度なネットワークインフラが要求されることは間違いありません。そのため、ネットワークエンジニアへの需要は今後も高まっていく可能性は高いです。もちろん、ネットワークエンジニアの中でも、資格や経験、実績が豊富なエンジニアには幅広いキャリアチャンスがあります。

DXの促進

2つめはDXの促進です。
企業や組織がデジタルトランスフォーメーション(DX)化を推進している中で、ネットワークエンジニアは重要な役割を果たすことでしょう。クラウドへの移行やビッグデータの処理、IoTデバイスの管理など、ネットワークエンジニアはデジタルトランスフォーメーション(DX)の土台を支える重要な役割を果たしています。DXの推進は今後も進んでいくトレンドであるため、ネットワークエンジニアの案件は安定していると考えられます。

グローバルな需要

3つめはグローバルでの需要です。
ネットワークは国境を越えたコミュニケーションの基盤であり、グローバルな需要が存在します。特に新興国や成長市場では、デジタル化とインターネットの普及が急速に進んでいます。これに伴い、ネットワークインフラの需要が増加しているのです。ネットワークインフラの整備が進んでいない地域では、ネットワークエンジニアの専門知識とスキルに対して高い需要が存在しています。

以上の背景からネットワークエンジニアの需要は非常に高いものとなってその将来性は高くなっています。

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■ネットワークエンジニアの将来性について詳しく知りたい方は下記記事をご覧ください。
ネットワークエンジニアの将来性とは?将来性の有無について詳しく検討します。

ネットワークエンジニアに必要なスキルとは

ネットワークエンジニアに求められるスキルについて紹介します。未修得のスキルがある場合は必ず習得しておくべきスキルを挙げていきます。

プログラミング言語

ネットワークエンジニアには一見するとプログラミングスキルは不要であると思われます。しかし、近年様々な背景によりネットワークエンジニアにもプログラミングスキルが求められるようになってきました。

まず、クラウドが普及したことによりクラウドサーバーの管理もネットワークエンジニアが行うようになってきています。クラウドサーバーの構築にはスクリプトを利用するため、サーバーの管理にはプログラミング言語の理解が必要なのです。

また、エンジニアの人材不足により、対応業務が広範囲化していることも背景として挙げられます。ネットワーク関連のエンジニアである、アプリケーションエンジニアやサーバーエンジニアは人材が不足しているためネットワークエンジニアがその業務を請け負うことが増えてきているのです。
ネットワークエンジニアに役立つプログラミング言語はこの5つがあります。

●Ruby
●Java
●Python
●PHP
●C言語

マネジメントスキル

上述のようにネットワークエンジニアとしてキャリアを積んでいくと上流工程である、ネットワーク設計・構築を担うようになっていきます。ネットワーク設計のフェーズでは顧客へヒアリングし要件定義書を作成するというプロジェクト全体の方針を決める重要な役割を担います。そのため、上流工程を担うようになってくるとチームメンバーの総括も行わなければならなく、マネジメント能力が求められます。

コミュニケ―ションスキル

上述の通り、上流工程では顧客へのヒアリングやマネジメントも行うため、コミュニケーションスキルも必要になります。顧客へのヒアリングでは、顧客としっかりとしたコミュニケーションが取れなければ、実際に顧客の抱える課題とこちらが作成した要件定義の内容にすれ違いが生じてしまう可能性も考えられます。また、マネジメントでは部下に適切な業務方針を示すことができなければ業務が停滞してしまいます。そのため、ネットワークエンジニアにはコミュニケーションスキルも必要なのです。

英語力

IT業界の最新技術の多くは海外から発信されてくるため、日本語に翻訳されるまでにラグがあります。特に、海外製品の不具合や故障トラブルの情報については、いち早く情報を得る必要があるため、英語ができないために不具合情報が読めず対応が遅れるというのは致命的な問題であると考えられます。

また、キャリアアップの観点からも外資のIT企業では社用公用語を英語とする企業が増えてきており、英語の習得は転職活動等においても有利になります。

【関連記事】
■ネットワークエンジニアに必要なスキルや知識について詳しくは下記記事をご覧ください。
ネットワークエンジニアに必要な基礎知識・学習方法とは?おすすめの書籍・資格を紹介!

ネットワークエンジニアに向いている人とは

ネットワークエンジニアは、どのような人が向いているのでしょうか?ここでは、ネットワークエンジニアに向いている人の特徴について、大きく2つに分けて説明していきます。

ネットワークエンジニアにやりがいを感じられる人

1つ目はネットワークエンジニアにやりがいを感じられる人です。ネットワークエンジニアのやりがいについては上述の通り5つあります。

●エンジニアとしての成長
●社会への貢献
●複雑な問題の解決
●チームワーク
●ユーザーサポートと満足度の向上
これらの要素に対して高いやりがいを感じることができる人は、ネットワークエンジニアに向いているといえます。やりがいを感じられなければ、仕事を継続することはできません、また成長することもできないでしょう。そのため、やりがいは非常に重要な要素であるといえます。

ネットワークエンジニアの必要なスキルを持つ人

2つ目はネットワークエンジニアに必要なスキルを持つ人です。ネットワークエンジニアに必要なスキルは上述しましたが、4つあります。

●プログラミング言語
●マネジメントスキル
●コミュニケーションスキル
●英語力
これらのスキルを持つ人はネットワークエンジニアの適性があるため、向いています。この4つのスキルはネットワークエンジニアになる上で最低限持つべきスキルであるため、不足している力があれば、習得すべきでしょう。

【関連記事】
■ネットワークエンジニアになるための勉強方法について詳しく知りたい方は下記記事をご覧ください。
独学でネットワークエンジニアになれるのか?必要な知識や勉強方法などを紹介

ネットワークエンジニアにおすすめの資格とは

ネットワークエンジニアになる上で、おすすめの資格を4つ紹介します。

●Cisco技術者認定
●ITパスポート(IP)
●基本情報技術者試験(FE)
●ネットワークスペシャリスト試験(NW)

それぞれ詳しく説明します。

シスコ技術者認定

Cisco技術者認定はCiscoシステムズ社が認定するネットワークスキルを問う資格です。難易度は5段階に分かれておりCCT、CCNA、CCNP、CCIE、CCArの順で難しくなっていきます。Cisco技術者認定は世界中で圧倒的なシェアを誇っているため、どの国においてもネットワークに関する知識とスキルがあることを証明できるほどの権威のある資格です。そのため、転職やキャリアアップにも有利になりますし、企業によっては直接給料に影響する場合もあり取得する価値が高い資格であると考えられます。

しかし、Cisco技術者認定は3年で資格が失効するため、資格を取得したのち3年以内に同じ資格を取得もしくは上位の資格を取得する必要があり注意が必要です。

ITパスポート(IP)

ITパスポートとはIPAが認定する国家資格の1つ、情報処理技術者試験です。情報処理技術者試験とは、情報処理に関する知識や技能について問われる試験でIT系国家資格レベル1の試験です。

ITパスポートでは、ITに関する基本的な知識を問われるためこの資格を持っていれば、ITにある程度精通していることを証明できます。上述の通りネットワークエンジニアはネットワークの構築以外の業務も担うようになってきているためIT全般の知識を持っておく必要があり、ITパスポートは取得すべき資格だと考えられます。

ITパスポートはITの基本的な知識を問う資格であり、難易度もさほど高くないです。そのため、ITパスポートの独占業務はなくこの資格を取得しているだけでは、ステップアップは難しいため他の資格やスキルも習得する必要があります。

基本情報技術者試験(FE)

基本情報技術者試験とは経済産業省が認定するプログラミングの基礎スキルがあることを証明できる国家資格であり、IT系国家資格レベル2の試験です。ITパスポート試験はIT業界で働くすべての人向けの資格であるのに対して基本情報技術者試験はIT業界の中でもエンジニアやプログラマー向けの資格であり、難易度、希少性が高いです。

また、基本情報技術者試験はIT系国家資格レベル3である応用情報技術者試験(AP)の土台として取得するのも有効だと考えられます。応用情報技術者試験に合格すれば、高度区分試験の9分野である情報セキュリティやプロジェクトマネジメント、システム監査等の理解の証明になり、ネットワークエンジニアのキャリアアップに繋がります。ネットワークエンジニアとしてのキャリアアップを目指しているなら取得すべきでしょう。

ネットワークスペシャリスト試験(NW)

ネットワークスペシャリスト試験とは経済産業省が認定する情報処理技術者試験の中でも最高位の高度情報技術者試験の1つで、IT系国家資格レベル4のネットワークに特化している試験です。試験の主催である情報処理推進機構は試験の対象者をネットワークシステムを構築し運用するネットワークエンジニアを目指す方としており、ネットワークエンジニアの業務に直接的に関係する知識を問われる試験でもあります。そのため、これからネットワークエンジニアを目指す方は、転職や就職において有効に使える資格であると考えられます。ただIT系国家資格レベル4の試験だけあって合格率は14%(2018年度)であり他の資格に比べ非常に低いため、段階を踏んで試験を受ける必要があるでしょう。

【関連記事】
■インフラエンジニアに役立つ資格について詳しく知りたい方は下記記事をご覧ください。
ネットワークエンジニアに必要な資格とは?選ぶ際の基準や注意点も併せて解説

ネットワークエンジニアのキャリアパスとは

ネットワークエンジニアから他職種へのキャリアパスは豊富にあります。ネットワークエンジニアとしてキャリアアップし上流工程を担当するか、エンジニアへの転向か関連職種への転向するかが大枠の選択肢となります。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネジャーは、プロジェクトの計画、実行、監視、マネジメントを担当します。IT関連、上流工程、下流工程の専門知識を持ちながら、プロジェクトの目標やスコープ、スケジュール、予算、リソース、品質等を多角的に管理し、プロジェクトの成功を導きます。ITコンサル同様に、基本的なエンジニアの技術的なスキルの他、マネジメントやコミュニケーション能力が求められます。

【平均年収】891万円(doda)

プロジェクトマネージャーは給与面だけで見るとネットワークエンジニアの平均年収(448.3万円)と比較して非常に高い数値であることがわかります。もちろん給与が高い分求められるスキルや実績も多くなります。

インフラエンジニア

ネットワーク関連のインフラを扱う他職種のエンジニアへの転向が1つのキャリアパスとして上げられます。ネットワークエンジニアもインフラエンジニアの一種であるため、関連する他のインフラエンジニアであればキャリアチェンジがしやすいためです。

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、コンピューターシステムやネットワークに関するセキュリティリスクを特定し、それらを最小限に抑えるために様々なセキュリティ対策を実施するエンジニアです。

主な仕事内容には、脆弱性の検査、ペネトレーションテスト、不備修正、セキュリティポリシーの策定や運用、情報セキュリティに関するトレーニングや教育等があります。 セキュリティエンジニアは、ITセキュリティに関する専門的な知識やスキルを持つことが求められ、セキュリティに関する認定資格を取得することも一般的です。

【平均年収】505万円(doda)

クラウドエンジニア

クラウドエンジニアとは、クラウドに関する技術的な問題に取り組むエンジニアです。クラウドとは、インターネットを通じてリソースやサービスを提供することで、ユーザーは必要なリソースを必要な時に必要なだけ使用することができるというものです。 クラウドエンジニアはAmazon Web Services (AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform (GCP)に関する基本的な知識を求められる他、PythonやJava、Go、Ruby等の言語を使う場合が多いです。

【平均年収】595万円(doda)

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアは、企業や組織のインターネットサービスやWebサイトなどのサーバーの設計、構築、運用、保守を担当するエンジニアです。具体的には、サーバーのセキュリティ対策やネットワーク設定、データベース管理、サーバーのパフォーマンステストを行い、ユーザーからのアクセスやトラフィックに対して高い安定性と速度を維持することが求められます。また、障害が発生した場合には、迅速かつ正確に復旧することが必要です。

【平均年収】467万円(doda)

ネットワークエンジニアの平均年収は451万円(doda調べ)となっているため、上記のインフラ系のエンジニア職はどれもネットワークエンジニアより給与面では高いことが分かります。

【関連記事】
■インフラエンジニアのキャリアパスについて詳しく知りたい方は下記記事をご覧ください。
インフラエンジニアのキャリアアップとは?キャリアパスを含めて解説

まとめ

いかがでしたでしょうか。本記事ではネットワークエンジニアについて、仕事内容、将来性、必要なスキル、キャリアパス等詳しく説明してきました。これから、ネットワークエンジニアを目指される方は、ぜひ本記事を参考にして理想のキャリアを目指してください!

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