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コラム

2024.03.20

未経験からネットワークエンジニアを目指すには。難易度や役立つ資格まで解説

ネットワークエンジニアは、ネットワーク整備を行うエンジニアを指します。ネットワークエンジニアになるハードルは一見高いように見えて、実は未経験からなることも可能です。

本記事では、未経験からネットワークエンジニアへ転職する難易度やおすすめする資格、キャリアパスや将来性まで、につ解説します。

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監修:大畑 健一(おおはた けんいち)

パーソルクロステクノロジー株式会社
採用・教育統括本部 ICT採用本部 キャリア採用部 2G
メーカーや教育、キャリア系を中心にネットワークエンジニアの経験を持つ。
2020年10月にパーソルクロステクノロジー(旧パーソルテクノロジースタッフ)に入社。
2022年4月から現在の部署にて中途採用エンジニア向けの広報を担当。

未経験からネットワークエンジニアになることは可能?

一般的に、ネットワークエンジニアには理系の大学卒業者や専門知識を持つ人が多いと思われがちですが、実は未経験からでもチャンスがあります。

結論、全くの未経験からネットワークエンジニアになることは可能です。

では、未経験からネットワークエンジニアになれる理由を見ていきましょう。

IT業界での人材不足

まず、IT業界のエンジニアの人手不足という現状があります。 経済産業省が行った将来の試算によると、「2030年までのIT人材の不足数を推計すると、労働集約業態となっている日本のIT人材の低生産性を前提とすれば、将来的に40~80万人の規模で不足が生じる懸念がある」としています。

そのため、多くの企業は未経験者を採用して育成することに積極的になっています。エンジニア人口が不足している状況下では、未経験者の採用は需要と供給のバランスを保つための戦略的手段となっています。

このような状況から、未経験者でもネットワークエンジニアへの転職が比較的容易になっています。企業が未経験者を採用し、育成するためのプログラムやサポートが充実している場合もあります。未経験者は、そのような機会を活かして、ネットワークエンジニアとしてのキャリアを築くことができるのです。

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ネットワークエンジニアの将来性とは?将来性の有無について詳しく検討します。

貴重な人材になれる

ネットワークエンジニアのもう一つの魅力的な理由は、その活躍のしやすさです。一般的に、プログラミングは個人の適性によって向き不向きが分かれ、最低でも半年以上の学習が必要とされています。

一方で、ネットワークエンジニアの場合は、それほど人を選びません。数ヶ月の学習をしっかりと行えば、初めての業務においても即戦力となることができます。また現場では、ネットワークの知識を持った人材が少ないため、ネットワークエンジニアとしての知識とスキルを持つことで、すでに貴重な存在となります。

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ネットワークエンジニアの業務内容

では、実際にネットワークエンジニアが普段行なっている業務を見ていきましょう。 彼らの仕事は大きく以下のように分かれます。

・設計
・構築
・運用
・保守

設計

まず、設計フェーズでは、顧客とのコミュニケーションを通じて要件をヒアリングし、ネットワークの構成やアーキテクチャ、セキュリティ対策などを計画し、プロジェクトチームと連携しながらシステムの基盤となるネットワークを設計します。

構築

次に、設計フェーズで立てられた計画に沿って、実際にネットワーク環境を構築していきます。構築作業では、ネットワーク機器(ルータ、スイッチ、ファイアウォールなど)の設定や接続、ネットワークプロトコルの設定、セキュリティ対策の実施などが含まれます。

運用

運用フェーズでは、構築が完了したネットワーク環境の監視と管理を行います。定期的なネットワークの監視やパフォーマンスの最適化、セキュリティの管理などが主な業務です。

保守

最後に、保守フェーズでは、運用中に発生した障害や問題に対して、トラブルシューティングを行い、適切な対策や修復作業を実施します。また、顧客の業務に深刻な影響を及ぼす可能性があるネットワーク障害や故障に迅速に対応し、原因の特定と改善を行う必要があります。

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ネットワークエンジニアは何歳まで目指せる?

未経験からネットワークエンジニアになるコツを世代ごとに見ていきましょう。

20代 30代 40代
なりやすさ
コツ 資格と将来性をアピールする 資格と経験の両方を活かす 実際の開発経験をアピールする

それぞれの世代について、詳しく見ていきましょう。

20代

20代で未経験からネットワークエンジニアに転職するためには、まず資格取得やネットワーク関連の専門知識・スキルを習得することが重要です。必要なスキルや資格については記事後半で解説します。

最近では、若手でも未経験可の企業が増えてきているため、20代であれば未経験可の求人を探し、自身の将来性を積極的にアピールすることでチャンスを掴むことができます。

30代

30代未経験からの転職は、20代未経験に比べて若干不利な傾向があります。企業はできるだけ若い人材を採用したいと考えることが多いためです。

ただし、30代でもチャンスはあります。即戦力として求められるため、基本的なパソコン操作やネットワークの基礎知識、ドキュメント作成のスキルを身につけることがまずは重要です。

また、ネットワークエンジニアとしての専門知識やスキルだけでなく、他業種での経験を活かすことも重要です。チームリーダーの経験や改善活動など、自身が率先して行った経験や成果をアピールすることで、20代の未経験者との差別化をしましょう。

40代

40代未経験からネットワークエンジニアになるには、一定の難しさがあります。

しかし、システム開発職種やインフラエンジニアなど、ネットワークエンジニアに関連する業務経験がある場合、それらの経験をネットワークエンジニアの役割につなげてアピールできます。特に、プロジェクトリーダーや管理職の経験は、大いに役立つ可能性があります。

転職で役立つ5つの資格

未経験からネットワークエンジニアを目指す方に向けて、取得すべき資格を紹介します。

CCNA

CCNAは、Ciscoシステムズ社が認定するネットワークスキルを問う資格であり、 今回紹介する資格の中で特に取得をおすすめする資格です。

Ciscoの技術者認定はCCT、CCNA、CCNP、CCIE、CCArの順に難易度が上がっていて 技術の理解や知識を求められることが多いです。 そのためこれらの資格を取得していればネットワークに関してどのレベルまで知識・理解があるのかを客観的に証明することができます。

未経験者では自身の能力を経歴で証明することができませんので、取得していると強力な武器となります。 一方で資格の有効期限が3年間という点には注意が必要です。

CCNAの勉強方法

ネットワークエンジニアの転職にあたってぜひ取得をおすすめしたいCCNA CCNAに合格するための3ステップを紹介します。

CISCO公式の練習問題を解く

CCNAの認定試験をおこなっているCISCOは、公式サイトで試験の練習問題を一般公開しています。

まずは、公式の練習問題を解けるようになることを目標にして勉強を進めていくのが良いでしょう。練習問題に目を通す中で、試験の出題形式についても確認しておきましょう。

参考書などの書籍を使う

CCNAは認知度の高い資格試験なので、関連した多くの書籍が出版されています。 ご自分の学習状況に合わせて教科書や演習問題の書籍を選ぶことが大切です。

オンライン学習を活用する

インターネット上では、CCNAの過去問やアドバイスなどの情報を多く見つけられるので、それらを使うことで試験対策を進めていくことができます。

その中でもPing-t は、IT系資格の取得を目指す人達が集まって情報の共有などをしている有名なサイトで、無料で使うことができます。練習問題が数多く登録されていて、わからないことをフォーラムで質問して有識者からの回答を得られます。

ITパスポート

ITパスポートはIPA(情報処理推進機構)が認定する国家資格であり、情報処理技術者試験の一部です。ITに関する基本的な知識を問われる試験であり、ネットワークエンジニアにとっても重要な資格です。取得することで、ITに精通していることを証明できます。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は経済産業省が認定する国家資格であり、プログラミングの基礎スキルを証明する資格です。ネットワークエンジニアやプログラマー向けの資格であり、エンジニアとしてのスキルを高める上で有効です。また、応用情報技術者試験へのステップアップにも役立ちます。

ネットワークスペシャリスト試験

ネットワークスペシャリスト試験は、情報処理技術者試験の中でも最も高度な資格であり、ネットワークに特化した試験です。ネットワークエンジニアの業務に直接関連する知識を問われるため、ネットワークエンジニアを目指す方にとって有用ですが、難易度が高く合格率も低いため、段階的な学習と取得をおすすめします。

LPICLinuC

LPICとLinuCは、LINUXの実用的なスキルを示す資格で、どちらとも日本で取得することができる資格です。

LPICはLinux技術者認定試験(Linux Professional Institute Certification)の略称で、その名前の通りLinux技術者としてのスキルを証明するものです。

LinuCは日本のNPO法人であるLPI-Japanが策定した資格です。LPICが全世界共通の資格である特徴とは逆に、日本ならではのエンジニア向けの資格となっています。

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ネットワークエンジニアに必要な資格とは?選ぶ際の基準や注意点も併せて解説

ネットワークエンジニアになるための3つのステップ

未経験からネットワークエンジニアを目指される方の中には、具体的にどのような手順で目指せばいいのかわからないという方も多くいらっしゃると思います。そこで、ここでは、未経験からネットワークエンジニアを目指すための3ステップについて詳しく解説していきます。

ネットワークエンジニアになるためのステップ

知識・スキルの習得

未経験からネットワークエンジニアエンジニアになるためにはまず、知識・スキルの習得は不可欠です。

ネットワークエンジニアへの転職活動において、ネットワークエンジニアとして働けるポテンシャルを証明するためには、「経験」か「能力」を引き合いに出すことが必要になりますが、未経験からの転職の場合、「経験」に関しては皆無であるため、「能力」を示す必要があります。その「能力」を構成している要素こそが知識とスキルになるのです。

よって、未経験からネットワークエンジニアになるためには、知識・スキルの習得は必須の要件です。

資格の取得

また、上述の知識・スキルを証明するための手段として資格の取得が必要になります。

知識・スキルを習得したことを転職活動において、証明するには主観的なアピールでは不十分であり、客観的な指標を求められます。口で言うだけなら誰でも可能だからです。

そのため、自己研鑽の証明手段として資格取得は必要です。

また、モチベーション維持のためにも、資格の取得をネットワークエンジニアになるためのマイルストーンとして、達成感を得ることができるのも利点です。



転職準備

知識・スキルを獲得し、それを証明するための資格を取得したら、次に転職準備を行いましょう。

転職準備では、ポートフォリオの作成や転職サイトへの登録、面接対策を行います。ネットワークエンジニアになるために行ってきた自己研鑽の成果を、ポートフォリオや面接でアウトプットする段階です。

これまでのどれだけ努力をしてきたのかは、実際、他者にはうまく伝わり切らないものです。そのため、うまくアピールすることができなければ、自分の努力は水の泡となってしまいます。転職準備も横着せずにしっかりと行うことが重要です。

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転職を成功させるために必要なスキル

先ほど解説した、ネットワークエンジニアになるためのステップ1「スキル・知識の習得」において、具体的に何のスキルを習得すればいいのかを解説していきます。

プログラミング言語

近年、ネットワークエンジニアにもプログラミングスキルが求められる傾向があります。

クラウドの普及に伴い、ネットワークエンジニアの役割は変化しています。特にクラウドサーバーの管理はネットワークエンジニアによって行われることが増えています。クラウドサーバーの構築や管理では、スクリプトやプログラミング言語の知識が必要です。

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ネットワークエンジニアに必要なプログラミング言語とは?学習方法・役立つ業務など解説

英語力

IT業界は国際的な情報のやり取りが多いため、英語の理解能力は重要です。最新の技術情報やドキュメントは英語で提供されることが多く、英語力があれば迅速かつ正確な情報の入手が可能になります。また、グローバルなプロジェクトや外資系企業での勤務を考える場合にも有利でしょう。

マネジメントスキル

ネットワークエンジニアが上流工程であるネットワーク設計・構築を担う際には、プロジェクト全体の方針を決定し、チームメンバーを指導・管理するマネジメントスキルが求められます。

コミュニケーションスキル

ネットワークエンジニアは顧客とのヒアリングやチーム内でのコミュニケーションが必須となります。要件定義やプロジェクト進行のために、的確なコミュニケーションを行うことが必要です。

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その後のキャリアパス

ネットワークエンジニアのキャリアパスには多くの選択肢があります。ネットワークエンジニアからのキャリアアップは、上流工程の担当や、他のエンジニア職への転向、関連職種への進出などです。

クラウドエンジニア

クラウドエンジニアは、クラウドに関連する技術的な課題に取り組むエンジニアです。

クラウドは、インターネットを介してリソースやサービスを提供する仕組みであり、ユーザーは必要な時に必要なだけのリソースを利用することができます。

クラウドエンジニアは、主にAmazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)などの基本的な知識を要求されます。また、Python、Java、Go、Rubyなどのプログラミング言語を使用することが一般的です。クラウドエンジニアはクラウド上でのアプリケーションの設計、展開、スケーリング、監視、セキュリティなど、さまざまな領域で作業します。

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セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、コンピューターシステムやネットワークに関わるセキュリティリスクを特定し、それらを最小限に抑えるためにさまざまなセキュリティ対策を講じるエンジニアです。

主な仕事内容には、脆弱性の検査、ペネトレーションテスト、修正のための問題点の特定、セキュリティポリシーの立案と運用、情報セキュリティに関するトレーニングや教育などがあります。セキュリティエンジニアは、ITセキュリティに関する専門的な知識やスキルを持つことが求められ、セキュリティに関連する認定資格を取得することも一般的です。

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サーバーエンジニア

サーバーエンジニアは、企業や組織のインターネットサービスやウェブサイトなどのサーバーに関する設計、構築、運用、保守を担当するエンジニアです。

サーバーエンジニアは、サーバーのセキュリティ対策やネットワーク設定、データベースの管理、サーバーのパフォーマンステストなどを行い、ユーザーからのアクセスやトラフィックに対して高い安定性と速度を維持する責任があります。また、障害が発生した場合には、素早く正確に復旧することが求められます。

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プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、プロジェクトの計画、実行、監視、管理を担当する役割を持ちます。彼らはIT関連や上流工程、下流工程の専門知識を持ちながら、プロジェクトの目標、スコープ、スケジュール、予算、リソース、品質などを総合的に管理し、プロジェクトの成功に導きます。

プロジェクトマネージャーは、エンジニアの技術的なスキルに加えて、優れたマネジメント能力やコミュニケーション能力も求められます。プロジェクトチームの指導やリーダーシップを発揮し、メンバーのタスクの割り当てや進捗状況の管理、問題の解決、リスク管理などを行います。

【平均年収】891万円(doda)

プロジェクトマネージャーの役割は非常に重要であり、その分給料も非常に高いです。
そのため高い給与に見合ったスキルや実績が求められます。

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ネットワークエンジニアのキャリアパスとは?考える必要性や種類まで徹底解説!

将来性

結論、ネットワークエンジニアの将来性は高いです。 この高い需要にはDXの促進、グローバルな需要などの要素があり、将来の成長を支えています。

デジタルトランスフォーメーションの進展やクラウドコンピューティング、IoTなどのテクノロジーの普及により、ネットワークエンジニアへの需要はますます増加することが予想されます。

また、ネットワークエンジニアのグローバルな需要も存在し、新興国や成長市場でもネットワークインフラの整備が進んでいます。これらの要因から、ネットワークエンジニアのキャリアは安定していて、将来性が高いです。

転職する上での注意点

未経験からネットワークエンジニアを目指す際に、より効率的にスキルアップしていくために注意すべき点が3つあります。

  • 現状を知る
  • 目標を明確にする
  • 成長曲線を常に意識し、目標と現状のギャップを把握する


現状を知る

まず初めに、自分はどういう人間なのかという自己分析、自分はエンジニアとしてどのようなスキルを持っているのかという現状の分析を行います。 自己分析に関しては、就活と同様に過去の自分の行動を振り返り、自分の強みや弱み、自分はどういう人間なのかを見つめ直します。

現状のスキルの分析では、今までどんな仕事を行ってきたのか、自分が持つエンジニアの知識はどこで役に立つのかというように今までのキャリアを見つめ直します

この2つを行うことで、今後自分が身につけなければならないスキルや課題、自分に向いている職種は何であるかを考える機会になり、今後の方針の解像度が上がっていきます。

目標を明確にする

現状の自分を把握できたら次は未来の自分がどうありたいかを決める必要があります。

そうすることで、目標を達成するためには何が必要なのか、今後習得しなければいけないスキルは何であるかといったことが明確になります。

エンジニアとしてのキャリアプランは多岐にわたるため、じっくりと自分にあう職種を見つめることが重要です。

成長曲線を常に意識し、目標と現状のギャップを把握する

そして、スキルを磨く段階では、常に成長曲線を意識しましょう。

前のステップで明確化した目標と現状の自身のスキルを照らし合わせることで、自分が停滞期にいるのか、成長期にいるのかを分析し、モチベーションを維持することが重要です。

自己研鑽を行っている中でも、常に現状を分析し、目標とのギャップを意識することが大切になります。

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まとめ

本記事では、未経験からネットワークエンジニアになるために必要な知識や資格、スキル、そしてキャリアパスについて紹介しました。

近年では、ネットワークエンジニアにはプログラミングスキルも求められるようになり、要求レベルも高まっています。

この記事を参考にして、ネットワークエンジニアを目指す方はスキルアップを目指しましょう。

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