こんにちは〜!
大阪にある“面白くて変なことを考えている”会社『株式会社人間』にてライターをしております、社領エミ(しゃりょう えみ)です!
ピョン
この記事は、25歳独身の私が有名企業の社員さんと結婚を前提にお見合いする連載企画!
前回の記事にてヤフー株式会社のエンジニアさんとお見合いをし、その後無事に連絡を取らず終わったわけですが……
張り切って着物を着てきたものの、その後はおじけ付いて連絡を取れなかった社領
実のところ私、まだ『いい感じのホワイト会社で働いてて友達が多い彼氏と結婚しマイホームを持って子供が2人欲しい!』という夢を諦めきれておりません…!
あ〜!結婚がした~い!
「というわけで花岡さん、またお見合いがしたいです〜!」
【 花岡洋一。株式会社人間の代表取締役。社領の上司。 】
「もちろん、今回も既に用意済みです。はい、『釣書(つりがき)』」
※釣書…見合い前に仲介人を介して男女が交換する履歴書のようなもの。
「今回のお見合い相手は、レンタルサーバーの『ロリポップ!』やネットショップ運営サービス『カラーミーショップ』、ハンドメイドマーケット『minne』などでお馴染みの…GMOペパボ株式会社のエンジニアさんです!」
「ひえ〜! また大御所が来た〜!!」
「ちなみに今回は本社の社員さんと東京でお見合いだから、一人で行ってきてね」
大都会渋谷でのラグジュアリーなお見合い
はい!
ということで、相撲取りのような貫禄で渋谷に到着です。
今回は、前回と違ってフレンチレストランでのお見合い!
最近は"フレンチを一緒に食べてマナーをチェックしながらのお見合い"という形式もあるそうで……。タンスの奥に眠っていた『持ってる中で一番可愛いドレス(ガチ)』で勝負です!
辿りついたのはこちら! 超ラグジュアリーなフレンチレストランじゃい~!
そして、気になる今回のお見合い相手はこちら……!
?「こんにちは!」
「胴体から顔が飛び出してる!」
「本日お見合いをさせて頂きます、後藤です。よろしくお願いします! 胴体から顔が飛び出してるのは、上司の山本です」
「よろしくお願いします」
出た〜! GMOペパボのエンジニア様じゃ〜〜〜!!後藤 利博 様(写真左)
社領の今回のお見合い相手。社領の4つ歳上の29歳、彼女なし。身長182cm。
GMOペパボの運営するハンドメイドマーケット『minne』のエンジニアを担当しています。
趣味はバスケ、あだ名は"ごっちゃん"。チャームポイントは『よく笑うところ』!
山本 稔也 様(写真右)
後藤さんの上司。minne事業部アプリチームのマネージャーさん。ペパボを創設当初から支える、勤続13年の古株! 中学生と小学生のお子さんを持つお父さんです。
高身長でいかにもスポーツマンっぽい後藤さん! 登場からずっと爆笑級の笑顔ですが、口数が少ないところを見ると意外とシャイボーイな様子です。 果たして、その人となりやいかに……!?
対するは株式会社人間の私たち。今回は画面越しですが、花岡も参加です!
「本日はお越しいただきありがとうございます、社領エミと申します。好き嫌いはほとんどありませんが、グリーンピースだけが嫌いです! よろしくお願いしますー!」
「株式会社人間 代表の花岡です。今日は宜しくお願いします。」
「よろしくお願いします!」
「それでは! かんぱ〜い!」
「かんぱ〜い」
「なんてシュールな図だ…」
シャンパン風のジンジャーエールを片手に、和やかな雰囲気の中お見合いが始まりました。
お見合い相手の後藤さんはどんな人なのでしょうか? 恋愛下手な私は無事に後藤さんと結ばれることができるのでしょうか……!?!
後藤さんのパーソナルな部分から、お仕事観、はたまたGMOペパボさんの社風や福利厚生まで!
ドカドカ踏み込みたいと思いま〜〜す!
後藤さんってどんな人?
「後藤さん、山本さん、今日はよろしくお願いします! ところで後藤さんの趣味はバスケだとか」
「はい、小4の頃から続けていて、今は社会人チームでプレイしています」
「へえ! 会社のバスケ部ですか?」
「いえ、ペパボにも一応あるんですが、僕は外部のチームです」
「なるほど。ペパボに転職されたのは最近ですよね? 何社目でしたっけ? どうしてペパボに?」
「はい、入社は2015年で、社会人経験としては3社目ですね。僕はRubyという言語が好きで、ペパボにRubyを作ってるコミッターがいたのを知ってペパボで働きたいと思い、入社しました」
「なるほど……」
「…………。」
「画面越しだけど、社領の質問攻めから緊張が伝わるなぁ」
「うわー!! スミマセン!! いやホント、一人でお見合いってかなり緊張する〜〜!」
「お見合い慣れしてない上に、男慣れもしてないからな。ところで後藤さん、ずっと気になっていたんですが……その胸につけてるバッジは何ですか?」
「あ、これですか! これは、僕が担当しているサービスハンドメイドマーケット『minne』で作家さんが販売しているロゼットです」
「あ! minne! 使ってます!」
(ミンネ) とは?
minneは、パソコンやスマホから簡単にハンドメイド作品を販売・購入できるCtoC(個人間取引)のハンドメイドマーケット。
国内最大規模のサービスである『minne』は、現在22.5万名の作家がいるそうです。(2016年5月10日時点)
ちなみに、上司の山本さんがつけていらっしゃるお祝いブローチもminneで買ったもの!
後藤さんのロゼットはこちら、山本さんのブローチはこちらから購入することができます。
「22.5万人て、東京ドーム約4個分じゃないですか!! minneすげえー!」
※東京ドームの客席は5.5万人収容です
「そんなminneの中で、後藤さんはどんなお仕事を?」
「僕は、アプリとWebアプリケーション間のやりとりをするためのAPIの開発を担当しています」
「それがですね社領さん! ごっちゃんは、仕事っぷりがすごいんですよ!」
「おぉ!?」
「なんといってもごっちゃんは仕事が早い! あと、『やっておきました』がすごく多い! かゆい所に手が届く! ごっちゃんが自分の仕事だけでなくみんなの仕事をきっちり監督してくれているおかげで、問題解決や軌道修正を素早く行うことができてます。メチャクチャ頼もしい男なんですよ!!」
「お、おお……盛大に後藤さんをオススメされている……!? しかし、かなりデキる男な予感! 上司に『やっておきました』って言えるって、仕事としてかなり大事なところだ!」
「お前が全くできないところだな」
「何も言えない……!!」
後藤さんの思う仕事の”魅力”とは
「ちなみになんですが、やっぱり旦那さんにするとしたら仕事に魅力を感じて楽しんでいる人が一番だと思うんですよ。 後藤さんが思う、エンジニアの仕事の"魅力”は何ですか?」
「そうですね。まず、『新しい価値を作り出すことが出来る』のが一番ですね」
「新しい価値?」
「例えば、サービス全体だと……minneで"月10万円以上販売する作家さん"は、2014年から比べて15倍以上に増えています」
「ハ、ハンドメイドの作品で10万円〜〜!」
「僕たちが作るサービスによって、「ハンドメイド作家」が新しい働き方のひとつとして確立されつつあるんです。それって、すごい価値じゃないですか?」
「確かに……。でも、自分が関わったサービスで人の収益の一端を担うのは、魅力もすごいけど責任感もすごそうですね」
「そこがやりがいにも繋がります。自分が作ったサービスや機能をユーザーさんに喜んで頂けることが、一番『やっててよかった』と感じる瞬間ですね。……あと単純に気に入っているのは、仕事をするときに『PCとネット環境があれば特に困らない』ところと『スーツを着る機会がほとんどない』ところ(笑)」
「正直!(笑) でも確かに、エンジニアさんってそういう面では一般職よりかなりフリーかも!」
「しかし、一番のやりがいが『ユーザーさんに喜んで頂けること』って、この人めっちゃ善人では……? 私、私利私欲のためにしか仕事してないぞ?」
「ペパボは働きやすいですか?」
「はい。弊社はかなり『エンジニア以外のスタッフがエンジニアのことを理解しようとしてくれている』なぁと感じます。技術的な説明もわからないところは質問したりして、わかろうとしてくれるというか」
「規模が大きいサービスだとチームメンバーのポジションがはっきり分かれていることもあるので、お互いに歩み寄る姿勢は特に大事ですよね」
「あとは、やりたいことをやらせてくれるという社風もありますね。社内で課題が出た時は、『やりたいです』と申し出た人に『じゃあやって』と任せてくれるんです。普通なら適性も考慮して担当を割り振るものだと思うのですが、自分にとってはかなり働きやすいです」
「めちゃめちゃ良い環境じゃないですか!」
「いやそれも、ごっちゃんの普段の行いがあってのことですよ。よく働きよく笑う。信頼されてますよ、彼」
「山本さん……もしや後藤さんって、かなり出世頭では……?」
「ですね〜!」
「詰まるところ、収入は…?」
「そりゃあもう〜!」
「そ、それなりです!!」
寡黙ながら顔は爆笑し続けている後藤さん。誠実な受け答えから人の良さが伺えます!
とにかく結婚しやすいペパボ
「でも、弊社は本当に結婚しやすいと思いますよ。子供が生まれても仕事を続けられるよう時短勤務もできますし、結婚する場合連続5日の休暇を取得できる制度があるんです。いわばハネムーン休暇ですね! 結婚祝いも出ますし、男性でも育休を取得できます! あと、定時は19時で残業も少ないですよ!」
「なるほど、早く帰宅して家庭の時間を多く持てるということですね〜!」
「あとは、GMOインターネットグループの社員が、一般的な保育施設よりかなり安く利用できる社内託児所「キッズルーム GMO Bears」があります!」
「それは素晴らしいですね!」
「うわ! 一児の父である花岡さんが食いついてきた!」
「いや、今の世の中ほんと大事ですよ、社内託児所。しかも低価格はいいな。 俺なんかこの間、子供の幼稚園を確保するために夜の9時から朝の9時まで外で並んだからね……」
「めっちゃシビアじゃん……!」
「そしてなんと……、minneでは、ウェディングアイテムを一式揃えることができまーす! 」
ドレス、ヴェールにブーケまで…! minne商品のウエディング特集はこちら!
minneのウエディング特集
「ほ、ほんまやーーー!!! ぬくもりのあるハンドメイド商品でオリジナリティ溢れる自分だけの結婚式が〜!!!」
「なぜ急に大声で説明を……。しかし、環境としてはかなり結婚・出産がし易いですね。このサポートはいいなぁ」
ブッ飛んでるペパボ
「ほかに、ペパボさんの特徴としてはどういったところがあるんでしょうか」
「そうですね。4月20日に弊社の新卒説明会を行いまして」
「新卒説明会が"特徴"? どういうことですか?」
「その名も、『PEPABO DEATH 新卒説明GIG 〜就活生に向かって〜』です。ご覧ください」
「?」
「これ何ですか?」
「新卒説明会ですね」
「あの、私の考えてる説明会の意味と相違ないですよね?」
「これが弊社の新卒説明会なんです……! さっきの写真に写っていたのは弊社代表の佐藤です!」
「えーーー!!!」
弊社の新卒説明会にて、よむよむカラメル(https://t.co/SuAAQVTdZ8 )のディレクターのお仕事を解説中! https://t.co/Q0u10mYnQe #ペパボ新卒 pic.twitter.com/864vOL0dlc
— よむよむカラメルのもちゑ (@calamel) 2016年4月21日
「ほんとだ、メタルな人が超真面目なスライド回してるぞ……何だこれー!?」
「弊社は『もっと面白くできる』という企業理念のもと、日頃から事業に取り組んでいるのですが、お客様に提供するサービスだけでなく新卒説明会ももっと面白くできるのでは? という発想のもとに、一昨年から『普通じゃない説明会』というのを行っているんです」
「これを見て入ってくる人って相当普通じゃないのでは……!」
「むしろ、これが通じる人に入ってもらいたいという意図がありますね。ちなみに毎年違ったテーマを設けていて、」
「一昨年は歌舞伎、」
「去年は宝塚…」
「そして今年はデスメタル」
「なんだこの会社」
めちゃくちゃいい人後藤さん
「ということで、ペパボは楽しい会社です! お婿さんにはぴったりですよ!」
「なるほど、ペパボの人と結婚するのって結構良いかも……あっ!!!」
「どうしたん?」
「い、いや、なんでもないです……」
(美味しいフレンチ料理の中に……)
(私が世界一苦手な食べ物『グリーンピース』が……!!!!)
「いや本当にごっちゃんは最高です。責任感があってみんなから信頼されてるし何といっても笑顔がさわやか……」
「(ひええ、ど、どうしよ〜! 今グリーンピースを食べたら、絶対にえづいて山本さんの話をぶった切ってしまう……。そうだ、)」
社領「(後藤さんの皿に入れちゃえ)」
後藤さん「えっ」
「えっ、えっ?」
「(後藤さん、お願い……!!)」
「…………。」
「…………。(パクリ)」
「(た、た、食べてくれたーーー!!!! 見ず知らずの女のフォークで掬ったグリーンピースをーーー!?!?!?)」
「ごっちゃん、後輩の面倒見も非常に良くてですね」
「ぞ、存じ上げておりますーーー!!!!!」
見ましたか皆さん!?!
仕込み一切無し、フレンチで偶然嫌いな食べ物が出てきた奇跡的な確率での私の完全アドリブにも付き合ってくれる後藤さん…! どこまで優しいんだ〜〜!?
「後藤さん……尊い……!!」
山本さんからこれでもかという程聞いた後藤さんの長所ですが、今この目で確認しました。あんた、絶対、いい人や〜〜!!!
手作りアクセサリーを披露! 見事好感度アップなるか?
さて、お見合いも終盤となって参りましたが……実は私、minneに関わる夫の仕事にも理解があるんだよアピールをすべく、本日はオリジナルアクセサリーを作って参りました!
minneを理解しようとする懸命さから好感度アップのチャンスかも!? 早速、社領の手作りアクセサリーをお二人に見ていただきましょう!
「突然なんですが私、minneに感化されてアクセサリーをいくつか作ってきたんです! 見ていただけますでしょうか」
「え!ありがとうございます、拝見させて頂きます!」
「アクセサリー作られるんですね」
「はい!それがですね…」
これなんですけど
「いやチクワじゃないですか?」
「いやいや、最初から思い出してみてください! ほら、」
「ずっと指輪として着けてたんですよ〜!!!」
「うわ! うわわー!!」
「しかも、」
「食べれる」
「もしかしてこの人、変?」
「たしかに4月から、minneに食品カテゴリが追加となりましたが……それ、生モノのアクセサリーですよね? 」
「はい」
「「ダメです!」」
「ダメかぁ〜!!」
minneでは販売できませんが、せっかくなので後藤さんにもご着用いただき、ご成婚ショットを撮影しました!
minneのルール その1
minneは、生モノでできたアクセサリーの販売はダメ!
「続きまして…」
「まだあるのか」
「実は、ずっと着けてたこのピアスも……」
「食べられます!」
「うわ〜〜〜!!!」
「食べれるアクセサリーって新しいなと思って」
「そのプレッツェル、手作りですか?」
「成城石井で買いました」
「「ダメです!」」
「そうか、モチーフもハンドメイドじゃないとダメなのか……」
「本物の食べ物をレジンなどでコーティングして販売される方もいらっしゃいますが……、これテグスでくくってるだけじゃないですか!めっちゃ雑だな」
minneのルール その2
minneは、ハンドメイドじゃないとダメ!
「お次は最後のアクセサリー!」
「ジャーン!! 魚の干物ネックレスです!」
「うわ!! 臭い! 臭い! フレッシュなにおいがする!」
「なんで干物なんですか?」
「ネックレスにしながら魚を干せると思って…」
「「ダメ〜ッ!!!」」
「生モノですし、そもそも社領さんは食品の販売許可を持ってますか?」
「一切持ってないです」
「取得が必要ですね…そもそも干物は現在販売頂けませんが…」
「ものすごいフレッシュな臭いだなぁ」
minneのルール その3
minneでは、干物のアクセサリーはダメ!
「"結婚相手の仕事に理解ある妻"をアピールしたかったのに〜!」
はい! ということで、好感度アップに見事失敗してしまいました……。
なんでだ……。食べられるアクセサリーって困ったときの非常食にもなる(?)から良いと思うゾ〜!
それはさておき、生モノ・既製品・干物の販売ができないminneですが、ほかにもこんなルールがあるそうです。
食品衛生法、JAS法、健康増進法、食品表示法等の関係法令、条例並びに監督官庁及び地方自治体が定める各ガイドライン等を遵守しており販売に必要な許可証類をお持ちの方のみご登録いただけます。
<販売可能な食品>
・パン・シリアル、ドライフルーツ、ドライフード
・チョコレート、洋菓子、和菓子
・コーヒー、紅茶、お茶、ジュース
・ジャム・シロップ
詳しくは利用規約、または作家登録後に、会員ページ > その他、より食べ物の販売申請より詳細をご確認ください。
( https://minne.com/topics/foods/2016/04 より引用)
※ 今回は許可を得て検品頂きましたが、読者の方は生モノ・既製品・干物等の規約に反する物を使ってminneの方に問い合わせることのないようお願いいたします。 ※ アクセサリーにした食べ物類は、撮影後社領がおいしく頂きました。 ※ 今回はお店の許可を得て撮影しておりますが、"店内で生の食べ物を出す"といった行為はどのお店でも迷惑のかかる行為です!絶対に真似しないでください。
あとはお若いお二人で!渋谷を一望できるテラスで二人きりタイム
お見合いも終盤にさしかかり、最後はおなじみ「あとはお若いお二人で」タイム!
渋谷が一望できるテラスで、二人きりでデザートを食べます!
「恥ずかしい〜〜〜〜!! この時間ほんと苦手なんですけど!!」
「今日はありがとうございました」
「いやいや、こちらこそ! 後藤さんはどうしてこの依頼を引き受けてくれたんですか?」
「お見合いしたことなかったし、これからも無いだろうなと思って記念に引き受けました。でも面白かったです。良い経験になりました」
「それはよかった…! あの……後藤さんは普段、デートはどちらに行かれるんですか?」
「結構色々ですね。都内とか、神奈川に行ったり……あとは僕、絵画を見ることも結構好きなので、美術館に行ったりもします」
「へぇ! 私、絵画全然わからないかも……」
「僕も、全然詳しくはないんです! 『いいなぁ』と思ったら『良い』、みたいな感じで観てます」
「へー! そんな感じでいいんだ!」
「東京にはよく来られるんですか?」
「あ、来ます…! 東京、いいとこですか?」
「人は多いですが、いいところですよ。今度、ルノワール展もやるし」
「ルノワール……」
「(……これは……誘うべき……!?! もしかしてこれはデートに誘うべきでは!? ギロッポンでデート!?大阪女のこの私が!?!? え〜〜〜〜〜〜〜!?!?!?)」
「社領! 社領〜!」
「はい! 何ですか?」
「『あーん』してみては?」
「えっ」
「渋谷の街をバックに『あーん』してみては?」
ということで……
「あ、あ、あ、あ、甘ァ〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!」
ということでお見合い終了〜! GMOペパボの後藤さま、山本さま! ありがとうございましたー!
「GMOペパボ 後藤さんとのお見合い」をレビュー!
総評
GMOペパボさんの社風がそのまま表れたような、和やかで楽しいお見合いでした~!
記事内では結構喋っていますが、実際のお見合い全体で見ると終始寡黙でシャイだった後藤さん。しかしご本人自身は大変笑顔が多く、かなり穏やかな雰囲気で大変好印象! 趣味も仕事も大変楽しんでいるようで、旦那さんとしては満点の◎でした!
また、山本さんのお話通り、とにかくよく気が付く方でした。仕事もお見合いも細やかにできるということは、家事もうまく分担できそうな予感!?
しかし!!とにかくシャイな後藤さん。お見合い中一度もツッコミがもらえなかったのは、関西人として辛かった…。 私、お見合い中にたびたび『山形出身? りんごですか?』と言ってみたり(りんごは青森)、お料理を食べる前に『え〜? 美味しそうだけど、どうせどこにでもある普通の料理なんでしょ〜?………うんまぁ〜!!!!』とボケてみたりしましたが、だいたい私のボケっぱなしに終わり……! 私は……私は……ツッコんで欲しかったんじゃ〜!!!
ということで、GMOペパボのエンジニア、後藤様の結婚したい度は3.8!
「後藤様、山本様、楽しいお見合いを本当にありがとうございました〜〜〜!!!」
「託児所付きの会社員とは絶対結婚した方が良い」
結局2人はどうなった? その後の話
「社領。そろそろお見合いから2週間経つけど、後藤さんに連絡は取った?」
「…………すみませんまだです」
「なんでやねん!」
「実はですね……後藤さん、お見合いの時、『好きなタイプは、”明るい人”です』って言ってたんですよ」
「でも私……、家でめっちゃ暗いんですよ……!!! 休日は家で黙って数独するか他人のSNS見るとかしかしてないので……」
「なんか……そんな生活してると、段々連絡する気がなくなってきて……」
「く、暗〜!!!」
そんなこんなで、しばらくの間後藤さんに連絡しなかった私でした。
しかし!その後どうしたかは内緒ということで……!
連絡したのか? しなかったのか? 二人はルノワール展に行ってないのか? はたまた、行ったのか〜!?
また次回!
社領エミでした。
(おわり)