自分がダメだと思うフリーランスは「デッドライン症候群」を疑ってみよう
自分の時間を自由に調整して仕事ができるのが魅力のフリーランス。しかしフリーランスとして働きながらも怠け癖がついてしまい、締め切り間際になってから怒涛の如く仕事しなければならない人や、最悪の場合締め切りを過ぎてしまい、取引を打ち切られる人がいるようです。
あまりにダラケすぎて仕事に差し障りが出ている人は「デッドライン症候群」を疑ってみましょう。
フリーランスの大敵「デッドライン症候群」とは?
「デッドライン症候群」とは別名「先送り症候群」ともいわれるもので、間近に迫っているやらなければいけないことをあれこれと理由をつけて先送りにしてしまう状態を指します。
せっかくフリーランスになったのに次から次へと理由をつけて仕事を先延ばしにしてしまう人は「デッドライン症候群」を自覚し、対策を講じる必要があるかもしれません。
でないと今後、怠け癖が原因で思わぬトラブルに巻き込まれるかもしれません。
「デッドライン症候群」の原因は?
「デッドライン症候群」の原因は様々ありますが、主な原因を挙げるとすれば、「モチベーションが上がらない」、「やる気が出ない」等が原因である。
仕事に積極的になれない人でも、好きなゲームならば徹夜でやったり、対人関係が苦手という人でも飲み会や合コンには楽しそうに参加できる人がいます。
「デッドライン症候群」は、この様なモチベーションを仕事に対して感じていないと陥りやすい症状です。
また、あまりに完璧主義でこだわりが強すぎる場合も逆に「デッドライン症候群」に陥りやすいようです。完璧を求めすぎるあまり頭が一杯になってしまい、精神的に負荷がかかりすぎることが原因のようです。
「デッドライン症候群」の対策
「デッドライン症候群」を解消するためにはモチベーションを向上させる起爆剤を自分の中で用意する必要があります。
もしあなたが自宅やオフィスで孤独と闘いながら仕事をしているフリーランスだとしたら、気分を変えて仕事場をカフェなどの人の眼がある場所に変えてみるのも良いかもしれません。
ある心理学の研究では、人の眼があるとやる気が出るという研究結果もあるので、それなりの効果は期待できるでしょう。
また、仕事に対するこだわりが強い人の場合はこだわりを捨ててみましょう。僧侶である池龍小之介さんの禅の書籍を読んだり、実際に座禅を組んでみることをおすすめします。
フリーランスには己に負けない強い意志が必須
「デッドライン症候群」に陥ったフリーランスは、コツコツと仕事をこなせるフリーランスに比べてどこかで失敗するリスクが高くなります。
フリーランスなのに怠け癖があるという人は「デッドライン症候群」に負けることなく、少しずつ自己を制御していく術を身につけて行きましょう。