働き方を徹底解説!フリーランスと派遣社員の3つの違い
突然ですが、フリーランスと派遣社員の違いって何でしょうか?
よくよく考えると、似ているようでどこか違う2つの働き方。多種多様な働き方が認められつつある現代において、ご自身のキャリアパスを考える上でも、この違いを知っておくことは重要です。
今回は、その違いについて徹底解説していきます!
フリーランスと派遣社員の最も大きな違いとは?
最も大きな違いは雇用関係があるかどうかです。派遣社員は雇用関係がありますが、フリーランスにはありません。
雇用関係の有無がどのような影響を及ぼすかというと、雇用関係のある派遣社員は『労働基準法』も適用されます。そのため、「雇用保険や労災保険への加入、社会保険も保険や年金の半分」を会社が負担してくれます。
一方で、フリーランスは身の回りの税金や保険は全て自分で考える必要があります。
普段は会社がやってくれていることですが、自分でやってみると手続が煩雑すぎて嫌になることも多いでしょう。しかし、経費として計上する額を工夫することで税金がかかるエリアを自分で調整できます。自分で税金を払うことのメリットというのはきちんとあるんですよね。
印象としては、フリーランスよりも派遣社員の方が労働者として守られているという感じですね。
フリーランスと派遣社員は誰の指示を仰ぐのか
派遣社員は、派遣先の指揮命令下のもとで仕事を行う必要があります。そのため、その他の社員と同じように勤務時間や仕事の進め方も指定されます。ですから、法外な労働時間などの心配はありません。
一方でフリーランスは請負業務という形になります。基本的に誰かの指揮命令下にはいないという点が特徴です。そのため、納期までに決められた完成品を提出できれば、勤務時間も仕事の進め方も自由なのです。これがフリーランスの大きなメリットの1つですね。しかし企業と契約しているフリーランスは、毎日出社したりするケースもありますから、フリーランスとしてどのような契約を結ぶのかという点が非常に重要です。
こうも違う給与体系両者の違いを徹底比較
派遣社員は給与から、保険や税金などが引かれるため手取りの金額は少ないです。正規社員と同じですね。しかし安定した身分を手に入れることができるというメリットがあります。
一方で、フリーランスは差し引かれるお金が少ないため、手取りは多くなります。その分、自分で支払わなければならない税金などは多いです。具体的にどれくらい手元にお金が残るかということですが、これは個人差が分かれるところです。
まとめ
こうして比較てみると、派遣社員とフリーランスにはどちらにも一長一短があることがわかります。
契約関係や給与体系などご自身の価値観と合うものを選びたいものですよね。
両者の違いをしっかりとおさえた上で働き方を決めることを強くオススメします!