【電気電子】自動車業界は隠れた電気・電子系の人材を求めている
電気・電子系が活躍できる場所は電機関連メーカーだけだと思っていませんか?
実は自動車業界でもたくさんの電気・電子系のエンジニアが活躍しています。
また今現在、自動車各社が電気・電子系の人材確保に力を入れています。
なぜ、電気・電子系の人材が自動車業界に必要なのでしょうか?
今回はそれをご紹介しましょう。
自動車は電気・電子部品が無いと動かない!
自動車業界と聞くと、電気・電子系というよりはむしろ機械系が重宝される職場だと思われるかもしれません。
しかし、自動車会社には必ず電気・電子系部品開発の部署が存在します。
なぜなら、自動車には電気・電子部品が沢山使われているからです。
- 速度メーターや速度制限装置
- 衝突安全ブレーキ用のレーダー
- バッテリー
- 部品を繋ぐ無数のハーネス
- ハイブリットや電気自動車用のモーター
- リチウムイオンバッテリー
など多くの電気部品が自動車には使われています。
自動車は電気無しには動かすことが出来ません。
一度バッテリーが上がった経験のある方はそれが身にしみて分かるのではないでしょうか。
電気部品無しには自動車はエンジンすらかけることができないのです。
なぜ今、自動車業界は電気・電子系の人材を求めるのか?
トヨタ社のハイブリッドカー『プリウス』、ホンダ社の『インサイト』、日産社の電気自動車『リーフ』を皮切りに、今日本の自動車メーカー各社がハイブリッドカーと電気自動車の開発に力を入れています。
今後ますます環境問題への対策が取られていく中で、自動車の排ガス規制はより一層厳しくなっていきます。
もはやガソリンエンジンやディーゼルエンジンなど化石燃料を使ったエンジン技術だけでは生き残れないというのが現状です。
そのため各社「いかにリチウムイオンバッテリーを小さくするか?」「ハイブリッド車の燃費効率をいかに上げるか?」など生き残りをかけて電気技術の開発に注力しています。
そのため、自動車メーカー各社が電気・電子系の人材を求めているのです。
商用車業界にもハイブリッドの波が来た!
商用車(トラック・バスなど)業界と聞くと、ハイブリッドカーや電気自動車のイメージがあまり浮かばないかもしれません。
しかし、そんな商用車業界にも、ハイブリッド技術開発の波が来ています。
ハイブリッドは電池とモーターを積まなければならないため、積載量を1gでも多く稼ぎたい商用車には不向きとされてきました。
しかし、日野自動車の出した『デュトロハイブリット』を皮切りに、商用車用のハイブリッド技術の開発が各社で進められています。
乗用車業界だけでなく、今後は商用車業界でも電気・電子系の人材が求められてくるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
自動車・商用車メーカーは電気・電子系の活躍できる隠れた電気・電子系メーカーでもあるのです。
選択肢の1つとして自動車・商用車メーカーへの就職も考えてみてはいかがでしょうか?