分野別でランキング、精密機器メーカー実績ベスト3
精密機器と一言でいっても様々な分野に分けられていて、いずれも我々の生活になくてはならないものとなっております。
そこで今回は、精密機器の代表的分野を3つ挙げ、それぞれの売り上げ別メーカーランキングを列挙したいと思います。
また、その会社が何を手がけているのか、何を作ってきたかなどをご紹介して参りましょう。
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2位コニカ。1位は?光学機器メーカー売上ベスト3
- 1位 富士フイルムHD
売上高2兆4926億円。昨今フィルムがデジタル化した影響で、フィルム分野の売り上げは縮小しましたが、光学・レンズはまだまだ元気があります。また、ヘルスケア部門の成功が売り上げを底上げしました。 - 2位 コニカミノルタ
売上高1兆117億円。光学デバイスを多く取り扱っています。また、複合機の売り上げを伸ばしておりランクインした一因となっています。 - 3位 オリンパス
売上高7646億円。医療用内視鏡は世界70%シェアを誇るトップ企業で、医療光学が売り上げを牽引していると見られます。
堂々の1位は東芝。医療機器メーカー売上ベスト3
- 1位 東芝
売上高4兆7162億円。言わずと知れた電機メーカーで、医療機器では日本1位、世界でも4位にランクインしています。X線治療器や分析装置に定評があり、日本国内でCTのシェアは60%、エコーのシェアは35%といずれも1位です。 - 2位 富士フイルムHD
売上高2兆4926億円。病院向けの医療器具で力を伸ばしています。また、診療支援ITソリューションでもその力を発揮しています。 - 3位 旭化成
売上高1兆9864億円。医療機器は旭化成の基軸の一つですが、特に救急救命医療システムと細胞再生医療に力を注いでいます。
1位は村にある企業?工作機械メーカー売上ベスト3
- 1位ファナック
売上高4509億円。富士山の裾にある忍野村に本社をおく電機メーカーです。工作機械のコンピューター制御装置は国内シェアトップで世界首位を誇り、多関節ロボットは国内首位です。 - 2位マキタ
売上高3832億円。電動工具の国内トップ企業で、そのシェアは60%に及びます。また、世界でも25%のシェアを誇り、世界中に名の知れた電動工具メーカーになります。 - 3位安川電機
売上高3635億円。産業用ロボットの生産台数は世界トップです。また、最近利用分野が増えているインバータも安川電機が世界1位です。
精密機械メーカーの実績と未来は
精密機械の実績は日本国内のみならず、世界でも活躍しています。日本でトップランクということは世界でもトップクラスの実力があるということが、ランキングでもうかがい知ることができるでしょう。
今後も世界中から期待されている分野と言えます。