【新技術なら展示会】ものづくりこそ行くべき展示会の有効活用術
皆さんは、展示会にどのくらい足を運んでいるでしょうか。
東京ビッグサイトや幕張メッセ、パシフィコ横浜では常時展示会が催されています。
特にものづくりの展示会は出展企業の新技術にお目にかかれるという事で、営業活動や情報収集のために各企業の担当者がこぞって参加します。
なぜなら製造業にとって展示会は活用すべきツールの一つだからです。
今回は展示会の活用法をご紹介しましょう。
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展示会の内容を事前にチェックする
展示会に足を運ばれた方はご存知かもしれませんが、非常に大きな会場で開催されます。
例えば、二次電池展などの新技術がお披露目される展示会では、大手メーカーも広いブースを使って展示しますので、自ずと会場の大きさも広くなります。
そんな広い会場を無計画に進んでいっても、本当に自分が行きたいところに辿り着けないかもしれません。
展示会の多くは事前に企業情報やその企業のブースの位置が明らかになっています。
まずは展示会のテーマに注目し、目的の出展社をマークし、当日は定めたルートに沿って見学していきましょう。
また、展示会では見込み顧客向けのセミナーも各ブースにて多く開催されております。
セミナーの時間は事前に確認できますので、興味のあるセミナーを事前にチェックすると良いでしょう。
見逃してはならない展示会のポイント
参加企業を事前にチェックすることは非常に重要ですが、企業を選ぶ上でのポイントはどこでしょうか。
まずは人気のブースを見てみると良いでしょう。
人が集まれば、その分注目を集める情報があるという事です。
次に自社に関連する先端技術をチェックしましょう。
今後どのような製品が来るかトレンドを読めるからです。
最後に、展示されている分野の面積にも注目しましょう。
展示会は面積が広くなれば広くなるほど、出展費用も増えていきます。
費用を惜しまず出展するという事は、どれだけその企業が力を入れているのか測ることができるのです。
パンフレットは絶対に集めておく
参画企業の多くはPR資料を用意しています。
アンケートと引き換えにパンフレットやサンプルなど、展示品に関する情報が詰まったものを来場者に配布しています。
見学後にその資料と見学した際の所感をまとめた報告書をファイリングすると良いでしょう。
その際、応対してくれた担当者の名刺も挟んでください。
まとめた資料は個人だけでなく担当部署やマーケティング担当者と共有し保管しておくと良いでしょう。
個人で全ての情報を管理するのは難しいと思いますので、チーム全体の知識として取り扱ってみてはいかがでしょうか。
出展企業の出展目的とは?
営業活動の一環として出展している企業が大多数を占めます。
展示会では顧客の反応や評価を直接確認する事ができ、見込みが高い顧客に対してその場で商談や名刺獲得ができます。
後日、メール対応などで、改めてサービスや出展製品の説明機会を得る事でビジネスチャンスが広がります。
BtoC営業では見込み顧客となるターゲットに対し比較的容易にアプローチできますが、BtoB営業の場合は担当者又は決裁者へのアプローチが必要となりますので、簡単には商品提案の機会がありません。
その点、展示会では担当者や決裁者が直接訪れるケースもありますので、出展者としては千載一遇のチャンスとなります。
今後来場者としてではなく、出展者になる事もありますので、出展準備やどのようにブース運営しているのかを勉強しておくと良いでしょう。
対モノではなく対ヒトである展示会
展示会は興味のある企業とのコネクションを作るだけではなく、開発者と効果や性能などの意見交換できるまたとない機会です。
物と物のつながりだけではなく、人と人とのつながりを生み出してくれますので、新たなアイデアが生まれるかもしれません。
製造業ならばぜひ活用すべきでしょう。