Photoshop認定資格を目指すならこの2つ
Photoshopは画像編集に必須のツールです。印刷やWebデザインの就職にはPhotoshopのスキルが欠かせません。
ツールをただ知っているだけではなく、画像使用者のニーズに合致したコンテンツを制作するためにPhotoshopを使いこなせる実践的なスキルが求められています。
実技試験を含めて実践的なスキルの証明が行えるのがPhotoshop認定資格です。
Photoshop認定資格を取得するメリット
Photoshopは画像編集で最も人気のあるツールです。豊富な機能で画像加工やCGを行えるため、印刷やWebデザインで広く利用されています。
これらの業界において実務で活躍するには、ツールとしてのPhotoshopを使えるだけでは十分ではないと言われています。画像作成の目的や画像使用者のニーズを把握し、ニーズをデザイン計画に落とし込み、計画通りに編集から公開まで進める、といった幅広いスキルが必要になってきます。
これらのスキル群を保有していることを客観的に証明するためには、Photoshop認定資格が有効です。ツールを利用して画像加工を行うだけではなく、プロジェクトの要件に基づいて正しくスキルを活用できることを証明することができます。
資格を取得することで、実務遂行上の知識を得ることはもちろん、デザイン分野での就職に使えることが期待されます。
世界共通のスキル認定「アドビ認定アソシエイト」
アドビ認定アソシエイトは、Photoshopを開発するアドビシステムズ社が主催する世界共通の資格です。デジタル画像を開発するプロジェクトを計画し、設計・開発するために必要な基本的なスキルを認定します。デザイン系の学習を行っている学生を主に対象としたエントリーレベルの資格になっています。
具体的には、デザインの原則・画像の構成・レイヤー・画像変換・色調範囲・レタッチ・フィルターといった幅広い内容が含まれます。
アドビ認定アソシエイトに合格した学生は「世界学生大会」に参加することが可能です。世界学生大会ではある課題が与えられ、ポスターデザイン等を行います。優れた作品は日本代表に選抜され、その後、世界規模の大会に進むことができます。Photoshopに興味のある学生には魅力的なチャンスになるでしょう。
Photoshopクリエイター能力認定試験
Photoshopクリエイター能力認定試験は、日本の認定試験制作会社サーティファイ社が開催する資格です。画像編集の知識を持ち、提示されたテーマに従ってコンテンツを制作するスキルを認定します。
アドビ認定アソシエイトはブラウザ上のテストですが、サーティファイ社の試験はPhotoshopを用いた実技試験を行うことが特徴です。Photoshopを用いた開発を指示通りに遂行するスキルを証明するスタンダードレベルと、開発工程をリードし顧客のニーズに合致したコンテンツ制作を行うことが期待されるエキスパートレベルの二段階が設定されています。
スタンダードレベルの試験では標準学習時間が20時間となっており、また、合格までに必要な入門書や問題集がサーティファイ社から発売されているので、それを活用することで効果的な学習ができます。
コンテンツ制作企業や専門学校などの団体受験にも活用されている人気の資格です。
まとめ
Photoshopは画像編集の「デファクトスタンダード」になっています。
印刷やWebデザインにおいてはPhotoshopのスキルが必須になっており、資格取得によって就職のチャンスを広げることが期待できます。
Photoshopの開発を行っているアドビ社が主催するアドビ認定アソシエイトと、日本で制定されたPhotoshopクリエイター能力認定試験が有名です。
みなさんも、スタンダードなツールだからこそ確かな資格を手にして確固たるスキルを武器に周りと差をつけてみてはいかがでしょうか。