いまさら人に聞けない!Javaの基礎知識を解説!
Javaと言えば、今や知らない開発者はいないほど当たり前の存在になっているプログラミング言語ですよね。このJavaですが、基礎知識について皆さんはどれくらいご存知でしょうか?
何かの機会に実は知らないことが露見して恥をかくのは嫌ですよね?
そこで今回はいまさら人に聞けないJavaの基礎知識をまとめてみました。ぜひご覧ください!
1990年から続く歴史あるプログラミング言語
当初、JavaはSunMicrosystems社が開発を行いました。しかし、2010年にOracle社に買収されたので、現在はOracle社がJavaを引き継いでいます。
元々Javaは、1990年12月にスタートしたGreenProjectの一環として情報家電を制御するために開発された言語でした。当時の名前は『Oak』というものであり、これがJavaという名前に変わりました。
1995年5月23日に行われたデベロッパーカンファレンス「SunWorldExpo」で初めて一般に知れ渡ることになりました。
OSに依存しない利便性の高さが強み
そんなJavaの特徴ですが、Java言語で作られたプログラムは、特定のOSやCPUに依存することがありません。あらゆるプラットフォームでも動作するように設計されていることが強みです。
『WriteOnce,RunAnywhere』という言葉もあり、1度プログラムを組めばどの環境でも作動できることを実現しました。これは非常に画期的な発明でした。
通常プログラムを実行する時には、最終的に各プラットフォームに対応したネイティブコードに変換されて実行されます。
つまりこれは、あるOSで動いていたものが、別のプラットフォームやOSでは動かなくなる問題があるということです。この問題をJavaはJava仮想マシンと呼ばれるソフトウェアを開発して解決したのです。
デジタル家電、携帯電話など様々なシステムをJavaで開発可能なことも、Javaの大きな魅力になっています。
押さえておきたいJavaの欠点とは?
有能に見えるJavaですが、Javaにも欠点はあります。それは凡庸なだけに、動きが制限されるということです。
また、それぞれのOSの特徴を活かしたシステムの開発などが難しいです。
さらに、文法が長くなり、小さなプログラムでもコードが長くなる傾向があります。
見方を変えれば、欠点はこれくらいなのです。どのOSでも汎用的に動作する点などを考えると、小さな欠点だと考えられます。そして、コードが長くなるという点ですが、Javaの記述は厳密性が求められます。そのため、プログラム初心者にはJavaから触らせるという企業は意外に多いです。
正確なプログラム知識を身につけさせるには、Javaはうってつけということですね。
まとめ
いかがでしたか?
知っていると思っていたJavaのことでも、改めて学習すると知らないことも多かったのではないでしょうか?
言うまでもなく、Javaは世界でも最もよく知られているプログラミング言語の1つです。どのような特徴があるか理解しておくことは将来きっと役に立つこと間違いなしです!