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売り上げ、純利益で見る自動車会社ランキング

機電派遣コラム

自動車産業は日本が世界に誇る産業の1つです。日本全製造業の出荷額、輸出品総額の約2割を占めています。ですから「車の開発に携わりたい」と考える方は多いのではないでしょうか?
それに加え「景気のよい会社に行きたい」というのが本音だと思います。では、どの会社の景気が良いのでしょう?
今回は2015年3月期の決算より、売上額、そして営業利益率で国内自動車会社9社(上場企業のみ)をランキングしてみました。

 

2015年度3月期売上額でみる、最新自動車会社ランキング

1位は3年連続グループ販売台数が1000万台を超えたトヨタで27兆2345億円。2位はホンダで13兆3280億円。3位は日産自動車で11兆3752億円でした。
次いで4位は増税の駆け込み需要の反動から販売台数が減少したものの、新型デミオの販売で持ち直したマツダで3兆339億円。5位はスズキで3兆155億円。6位はレガシィ、アウトバック、WRXなどの新型車の海外販売が好調であった富士重工業(スバル)で2兆8779億円でした。
7位は過去最高益を出した三菱自動車で2兆1807億円。8位はいすゞ自動車で1兆8794億円。9位は建設需要や、過去最高のグローバル販売台数であった日野自動車で1兆6853億円。
9位はムーヴ、タント、ウェイクなどの国内シェアが増加したものの、インドネシアルピア安の影響と、開発・設備投資を積極的に行い減収、減益となったダイハツ工業で1兆8171億円でした。

 

営業利益率でみる、自動車会社ランキング

営業利益率は、その企業の儲かり具合を示します。営業利益率が高いほど儲かっており、営業力が強いと言えます。営業利益率こそ「企業が儲かっているのか?」を計る指標なのです。
営業利益率1位は売上額では6位であった富士重工業(スバル)で14.7%。ここ数年快進撃が続いています。
2位はトヨタで10.1%、3位は大中型の部品共用化で収益性を大幅に向上させたいすゞ自動車で9.1%。4位はマツダで6.7%。5位は日野自動車で5.3%です。

ここまで見ても売上額のランキングとは大幅に変わっている事が分かります。

次いで6位は三菱自動車で6.2%。7位はダイハツ工業で6.1%。そして8位はホンダで5.2%。9位は日産自動車で5.0%でした。
しかし、自動車業界の平均営業利益率は5%程度と言われているので、どの会社も収益性としては平均以上だと言えます。これを1%以上下回った場合には注意が必要です。

 

まとめ

いかがでしたか?売上額と営業利益率のランキングは大きく異なっていたと思います。
就職先を選ぶ際、どうしても売上額や企業規模に目がいってしまいますが、営業利益率を見たほうがより現実的でしょう。

 

 

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